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ドル箱(ドルばこ)とは、俗語のひとつ。 明治時代初期に出来た言葉で、千両箱をもじったもの。当初は金庫の事をさしていたが、まもなく横浜の貿易商の間で使われていた「ドル旦」(ドルを稼ぐ金持ちの旦那)と結びつき、金持ちや金の引き出せそうな客を「ドル箱」「ドル旦」と呼ぶようになった。ドル旦は死語になったが、ドル箱は生き残り、のちに「金になる」という部分だけがクローズアップされ、もうけのいい俳優などが「ドル箱」と呼ばれるようになった。(例:あいつは○○社のドル箱だね) == ドル箱路線 == 鉄道や航空機などにおいて、需要が多く、さらに収益性の高い区間をドル箱路線(ドルばころせん)と呼ぶことがある。ドル箱路線の存在は、その運行事業者の経営安定化に大きく寄与することが多い。例えば、東海道新幹線の収益は、運行事業者であるJR東海の全収益の8割以上を占めている。在来線で言えば、JR東日本の山手線や大阪市営地下鉄の御堂筋線が挙げられる。 また、旅客数はそこまで多くないが特急列車を始めとした速達列車の需要が高いため、特急券などによる運賃収入が高くなる路線もある。智頭急行智頭線や北越急行ほくほく線(2015年3月13日まで)などが挙げられる。 なお、需要が多い区間においてはシェアの奪い合いが起こることがあり、運賃の値下げやサービスアップなどでシェア獲得を試みた結果、収益性が悪化することがあるため、必ずしも需要が多い区間がドル箱路線であるとは限らない。例えば、東京国際空港と新千歳空港を結ぶ航空路線は1年あたり900万人から1000万人もの利用客が存在する(「新千歳-羽田線年間旅客1000万人達成! 」より)。しかし、この路線は日本航空、全日空、スカイマーク、AIRDOの4社が競合している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドル箱」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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