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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
馬場馬術(ばばばじゅつ)、ドレッサージュ (Dressage) は馬術競技の一つで、馬をいかに正確かつ美しく運動させることができるかを競うものである。 ==概要== 馬場馬術の演技は、定型の馬場で、1騎ずつ行われる。定められた経路により、例えば「C点からS点でパッサージュ、S点からK点で伸長速歩、K点から再度パッサージュ」といったように定められた歩様(歩法)、歩度、運動課目で図形を描いていく、フィギュアスケートの以前の規定のような種目と、所定の課目を音楽に合わせて自由に組み合わせて行う自由演技(フリースタイル、キュア)とがある。オリンピックやワールドカップなどでは、団体は規定(グランプリ)のみ(個人の予選をかねる)、個人は規定(グランプリ・スペシャル)および自由演技(グランプリ・フリースタイル)の双方で競われる。全日本馬場馬術大会では、グランプリのほか、より競技難易度の低いインターメディエイトI馬場馬術競技、セントジョージ賞典馬場馬術競技などの競技も「全日本」のタイトルをかけて競われている〔 第63回全日本馬場馬術大会2011 PartⅠ 兼 CDI3 * Gotemba 日本馬術連盟 2012年5月16日閲覧 〕。 それぞれの運動課目を調和を保って正確に行うだけでなく、馬が活発な前進気勢を保ちつつ緊張感なく従順、柔軟に運動を行っており、騎手の意のままに従いつつも、ごくわずかな扶助〔騎手から馬への指示〕に応じている結果、あたかも馬自身の意思で運動しているかのような印象を与えることを求められる、人馬一体の競技である。 「ドレッサージュ (dressage)」は元はフランス語で、調教を意味する。高等な馬場馬術は、曲芸を仕込むように運動を記憶させるだけでは行うことができず、馬体の背中など必要な場所へ柔軟な筋肉をつけ、脚を中心として関節の可動域を大きくしていく必要がある。これには数年間にわたる入念な調教が欠かせず、競馬では2歳馬競走などもあるところ、オリンピックなどでの上級馬場馬術は8歳馬以上でないと出場資格を得られない〔国際馬術連盟『馬場馬術競技会規程』第22版、第422条〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「馬場馬術」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dressage 」があります。 スポンサード リンク
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