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ドレッドヘアー : ミニ英和和英辞書
ドレッドヘアー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ドレッドヘアー ( リダイレクト:ドレッドロックス ) : ウィキペディア日本語版
ドレッドロックス[ちょうおん]

ドレッドロックス(あるいは単にロックスドレッドなどと呼ばれる)とは、互いに絡まり合ってロープのような束形状になった髪型のこと。
ドレッドロックスという単語自体はラスタファリ・ムーブメントから発祥したものであるが、世界の様々な文明で用いられ続けてきた髪型である。ラスタファリアンにとってのドレッドロックスとは、本来は長期間ブラシ剃刀はさみを使用する事無く、頭髪を自然に成長させるままにしておく事で形成される。
人工的に作る場合は頭髪を櫛で逆立てて絡ませたり、パーマをして三つ編みを絡めてゆくなど、複数の手法が存在する。
ドレッドロックスは簡単に髪を洗えない不潔なヘアースタイルと考えられているが、これは事実とは異なる。定期的に専門の理髪師によって洗髪が行われている。

== 歴史 ==
ドレッドロックスの最も古い最初の実例は古代エジプト王朝にまでさかのぼる。当時のエジプトの王族や平民は髪型をドレッドロックスにしたり、またはそのようなかつらを身に付けていた事がレリーフ、彫像、およびその他の遺物によって明らかになっている〔ロックスの髪型をしたエジプト人の彫刻 〕。ドレッドロックスのかつらは、ミイラ化したドレッドロックスの古代エジプト人の遺体と同じくらい考古学の遺跡から出土・復元されている〔Egyptian Museum - Return of the Mummy Toronto Life - 2002." Retrieved 01-26-2007.〕。
ヴェーダの文書群には、書物としては最も古いドレッドロックスの証拠となる記述がある。これらの起源は、紀元前2500年ごろから紀元前1500年ごろではないかとされているが、正確な年代は不明であり、未だ議論が続いている。ヴェーダの最高神シヴァとその信奉者はヴェーダの文書の中で「jaTaa」として記述されており、この言葉の意味する所は「頭髪を寄り合わせた房にする」という事である。この言葉はおそらくドラビダ語の単語「caTai」、「より合わせる」もしくは「巻き付ける」といった意味の単語を由来としているとされている。ヒンドゥー教の神話において、シヴァは地球が破壊されるのを防ぐため、自身の頭髪で強力なガンジスの重量を受け止め、髪の中にガンジスの女神ガンガを閉じ込めてしまった。彼女が髪から解放されると、水は惑星に浄化をもたらしたとされる。古代ローマ時代の記述によると、「まるで蛇のような髪型」とケルト人のドレッドロックスについて記載されている。
ゲルマン民族、バイキング、ギリシャ人、太平洋の種族、ナガ族、そして少数の修行集団から様々なメジャーな宗教が当時、髪をドレッドロックスにしていた。さらに、ユダヤ教のナジル人、ヒンドゥー教の聖者、イスラム教のデルビッシュ、キリスト教コプト正教会修道士、その他もそうであった。また最初期のキリスト教徒もこのような髪型であった可能性がある。中でも特筆すべきはイエスの兄弟でありエルサレム初のビショップでもあるヤコブの記述で、彼のドレッドロックスは踝まで届くほどであったという。
ドレッドロックスはメキシコの文化の一部にもまた存在する。アステカにおけるしきたりの記述の中で、歴史家のウィリアム・ヒックリング・プレスコットは14世紀、15世紀、そして16世紀メソアメリカアステカ文明のドレッドロックスの神官について言及している。

セネガルでは、スーフィズム運動のムリッド教団に存在する「バイファル」が、ドレッドロックスを伸ばしていることで有名である。

一方、多くのラスタファリアンは、ラスタロックスは、モーセ五書の四番目の書物『民数記』の中の、ナジル人の三つの誓いの内の一つに由来すると説明している。

聖書の中において言及されるサムエル洗礼者ヨハネ、そしておそらくは聖書の記述の中でも最も有名であるサムソン達を含むナジル人の人生は、七本の房があり、そしてその頭髪を切られると、自らの持つ大きな力を失うという共通点がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドレッドロックス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dreadlocks 」があります。




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