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ドロップゾンデ(ドイツ語 dropsonde)とは、上空の対流圏の気象を観測するために、飛行機から投下する無線機付き測定器のこと。 ラジオゾンデは地上から上空へと気球に観測器を運ばせるが、ドロップゾンデはその逆である。ラジオゾンデは、地上の飛揚起点を選べる一方で、上空の観測地点は風に左右されるため細かく選べないのに対して、ドロップゾンデは上空の投下起点を選ぶことができる。これがドロップゾンデ最大の特徴である。 ドロップゾンデは普通、パラシュートを付けて投下され、一定間隔で観測を行えるようにしている。無線通信に使用される周波数帯は、ラジオゾンデとほぼ同じ帯域である。観測する気象要素も、気温、湿度、気圧、風向、風速などラジオゾンデと大きな差はない。 日本では、気象庁が台風の観測・予報を目的に、実験的に行っている。また、気象研究目的では、大学なども行っている。観測対象を気象以外、例えば排気ガスなどの大気成分に広げれば、事例は他にも多数ある。 == 出典 == * 次世代台風予報技術の開発を目指して特別観測実験T-PARC2008を実施 気象庁、2008年5月9日。 * ドロップゾンデ ヴァイサラ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドロップゾンデ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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