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ドーソン・シティ : ミニ英和和英辞書
ドーソン・シティ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ドーソン・シティ : ウィキペディア日本語版
ドーソン・シティ[ちょうおん]

ドーソン・シティDawson City, 正式には Town of the City of Dawson)とはカナダユーコン準州にある都市で、北緯64度3分45厘、西経139度25分50厘に位置する。現在の人口は約2,000人。地元では単に「ドーソン」と呼ばれるが、観光業界では、ブリティッシュコロンビア州ドーソンクリークと区別するため、「ドーソン・シティ」と呼ぶのが一般的である。
1897年1月に命名されたこの土地の名は、1887年にこの地域を探検したカナダの地理学者ジョージ・マーサー・ドーソンにちなんだものである。1898年のユーコン準州誕生以来州都だったが、1952年、ホワイトホースにその座を譲った。
そもそもは先住民ハン族が夏季漁のために宿営地として使っていただけだった土地だったが、1896年にクロンダイク・ゴールドラッシュが始まると人が集まり始め、1898年には人口40,000人に達した。ゴールドラッシュが終わると急激に人が去り、人口は8,000人にまで減少。1902年に市制に編入されたときの人口は5,000人以下だった。
1930年代まで人口はかなり安定していたが、第二次世界大戦後に州都がホワイトホースに移ったことを受けて人が減っていき、1960年代になると600-900人で安定。それ以後は安定して増加している。価格の高い金の採掘は現代でも利益をあげており、観光産業の成長はインフラの充実をもたらしている。1950年代にはアラスカと道路がつながり、1955年秋には、現在クロンダイク・ハイウェイとなっている道路によって、ホワイトホースとも結ばれた。
市内の建築物の多数が「ドーソン地区」として国定史跡に指定されている。一部の古い建物がそのまま資料館として使われており、職員はクロンダイクのゴールドラッシュ時代の格好をしている。また、国定史跡である「浚渫船第4号」や「S.S.キノ(蒸気船)」もこの地区にある。
==産業==
今日のドーソン・シティの主要産業は観光の採掘である。
金の採掘は1896年にジョージ・カーマック、ドーソン・チャーリー、スクーカム・ジム・メイソンの3人がボナンザ・クリークを発見したことに端を発している。この地区のクリークというクリークにあっというまに手が回され、1898年の春にクロンダイク・ゴールドラッシュを聞きつけてやってきた何千という人々の大部分には、金探しで利益を得る機会がほとんどなかった。そこで、金を探す人々を相手に商売を始めた。
約10年後、大型の砂金浚渫船が操業を開始し、クリークから大量の金をすくいあげた。浚渫船は、川やクリークの位置を変えたり、航路に大量の土砂を残したりなどして、徹底的に地形を変えていった。水力発電によって浚渫船の動力を得るため、北部に運河やダムが建設された。浚渫船は冬になると停止されていたが、通称クロンダイク・ジョー・ボイルのために作られた浚渫船は一年を通じて運用できるように設計されており、ボイルは冬中操業することができた。この浚渫船は国定史跡としてボナンザ・クリークで公開されている。
最後の浚渫船は1966年に操業を停止。ノースフォークの水力発電施設は、ドーソン・シティへの売却が不調に終わったため、閉鎖された。以来、この地域の採金法は原始的なやりかたにもどっている。
から空路へのアクセスが可能である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドーソン・シティ」の詳細全文を読む




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