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ドーマンセーマン : ミニ英和和英辞書
ドーマンセーマン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ドーマンセーマン ( リダイレクト:セーマンドーマン ) : ウィキペディア日本語版
セーマンドーマン[ちょうおん]

セーマンドーマンまたはドーマンセーマンとは、三重県志摩地方(現 鳥羽市志摩市)の海女が身につける魔除けである。
== 風習 ==
これに関してはっきりとした謂われは伝わっていないが、魔除け、魔おどし、龍宮にひきこまれるのを防ぐためのおまじないとされている。
なお、海女達が恐れる魔の代表的なものとしてはトモカヅキ、山椒ビラシ(身体をチクチクとさす生物とされる)、尻コボシ(肛門から生き肝を引き抜く魔性といわれる)、ボーシン(船幽霊)、引モーレン(海の亡者霊)、龍宮からのおむかえ、などがある。
磯手拭や襦袢などに、星形の印(セーマン)と格子状の印(ドーマン)を貝紫色で描くまたは黒糸で記し、海での安全を祈願する。磯ノミ、磯ジャツ(上着)、磯メガネなど、海女の用具全般に記され、また、漁夫の褌にも記されることもある。
星形は一筆書きで元の位置に戻り始めも終わりもないことから魔物の入り込む余地がなく、また海女達の口伝に寄れば元の場所に戻る=『無事に戻ってこられるように』との祈りを込めたともいわれ、格子は多くの目で魔物を見張るといわれる。
ウェットスーツの普及で、この風習は急速に廃れつつある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セーマンドーマン」の詳細全文を読む




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