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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ドームA(ドームA、ドームアーガス、Dome Argus)は東南極の南極高原中央部最高地点となる氷床のなだらかな円頂丘である。位置はで海岸から約1200キロメートル内陸部にあり、標高は4,093メートルである。 この付近は地球上の最も低温な場所(=寒極)と考えられ、2010年8月10日には付近の氷原において-93.2℃の温度をランドサットが観測した。これは地表面温度であり気温ではないため、世界最低気温の記録が更新されるかは不明である〔南極で氷点下93.2度 10年に観測、史上最低気温下回る 、日本経済新聞、2013年12月10日〕。 ドームAは東南極のほぼ中央部であり、ランベルト氷河と南極点のほぼ中間に位置する。ドームAはEast Antarctic Ice Capと呼ばれる分厚い氷床の円頂丘の頂上部であり、決して一般に定義される意味としての山ではない。しかしながらEast Antarctic Ice Capはそれ自体、東南極地域の一部であると見做され、それゆえドームAは東南極の最高地点と見做される。 東南極の高原には他に、ドームB(、標高3,650メートル)、ドームC(、標高3,240メートル)、およびドームふじ基地の建つドームF(、標高3,810メートル)と呼ばれる、なだらかな氷床の円頂丘がある。 ドームアーガス(Dome Argus)という名称は、ギリシャ神話のイアーソーンの船を建造したアルゴスに因んでスコット極地研究所が命名した。 ドームAの少なくとも600メートルの厚さをもつ氷床の下はガンブルツェフ山脈である。 == 探査 == ドームAの詳細な地形は1967年から1979年の間に音響測深機(SPRI-NSF-TUD)により調査された。 2005年1月に中華人民共和国の中国南極調査隊(Chinese National Antarctic Research Expeditions)は中山基地(中山站、Zhongshan station)から1228キロメートル横断してドームAに到着し、GPSによる測定により氷床の最高地点が南緯80°22’、東経77°21’であることを突き止めた。ここは主要なice divideで標高差数メートルばかりの長い尾根の末端の近くであった。 ドームAには自動気象観測所(AWS)が設置され、このドームAと海岸のほぼ中央に当たる、標高2,830メートルの位置に補助基地としてイーグル基地が設置された。これらの自動気象観測所は、3番目の基地である自動気象観測所 (LGB69)(、標高1,854メートル)と共に中華人民共和国とオーストラリア連邦との相互協力により運営された。 ドームAで観測された最低気温は2005年7月の−82.5℃であった〔http://www.aad.gov.au/weather/aws/dome-a/index.html Australian Antarctic Division〕。しかしドームAより標高が約600メートル低いボストーク基地の記録−89.2℃に及ぶものではなかった。2005年から2006年における地上1メートルの年平均気温は−53.0℃であり〔Surface characteristics at Dome A, Antarctica:first measurements and a guide to future ice-coring sites .pdf 〕、これもボストーク基地の−55.3℃、およびプラトー基地の−56.4℃より高い。一方、表面下10メートルの氷床中の年平均温度は、2005年は−58.3℃、2006年は−58.2℃であった〔〔http://www.springerlink.com/content/52v1868q360m3282/〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドームA」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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