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ナイセ川(ドイツ語:Neiße)はオーデル川の支流。チェコ北部に源流を発し、第二次世界大戦後に設定されたドイツとポーランドの国境であるオーデル・ナイセ線の一部を成す。全長252km。 ==名称== ドイツ語では正式にはラウジッツァー・ナイセ(''Lausitzer Neiße'')といい、ポーランド語ではニサ・ウジツカ(''Nysa Łużycka''、ヌィサとも)、チェコ語ではルジツカー・ニサ(''Lužická Nisa'')と呼ばれる。これらはいずれも「ラウジッツ地方のナイセ(ニサ)川」を意味する。 地方名が冠されているのは同じ「ニサ(ナイセ)」の名を持つ河川がほかにも存在するからである。 * ニサ・クウォツカ(ポーランド語:''Nysa Kłodzka''、ドイツ語:''Glatzer Neiße'' グラッツァー・ナイセ) - ドルヌィ・シロンスク県(下シレジア)南端のクウォツコ(Kłodzko、かつてのグラッツ Glatz)からニサ(ナイセ)の町を経て195kmにわたり下シレジアを流れオーデル川に入る。 * ニサ・シャロナ(ポーランド語:''Nysa Szalona''、ドイツ語:''Wütende Neiße'' ヴューテンデ・ナイセ) - 下シレジアを流れ カチャヴァ川(Kaczawa、かつてのカッツバッハ川 Katzbach)を経てオーデル川に入る。全長51km。 さらにこれらの河川の支流にも「ニサ」の名を持つものがある。しかしラウジッツのナイセ川が同名の河川の中で最も長く、国境の川としても有名であることから、単に「ナイセ川」と言えば通常これを指す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナイセ川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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