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ナイバシャ湖 (Lake Naivasha) はケニアにある淡水湖である。ナイロビの北西にあり、ナイバシャの町 (公式には東ナクル) は湖の北東端にある。この湖はグレート・リフト・ヴァレーの一部である。ナイバシャの名前は地元のマサイ族の言葉で「荒い水」を意味する''Nai'posha''に由来する。ここで突然の嵐が起こることがあるからである。 湖の面積は139 km2〔 "THE OUTFLOW OF LAKE NAIVASHA BASED ON THE STABLE ISOTOPE COMPOSITION" (characteristics), M.K. Arusei, J. K Sanga, M.P Tole, Department of Chemistry, School of Environmental Studies, Moi University, P.O Box 3900 Eldoret, Kenya, webpage: UNEP-Moi-Arusei-PDF . 〕であるが、これは降雨量に大きく依存する。周囲は64 km2の範囲に及ぶ沼沢地である。この湖は標高1,884 mにある〔。湖の平均水深は6 mであり、最も深いところはクレセント島にあり、最大で水深30 mである〔。 == 地理 == ナイバシャ湖の周りには、オルドイニョ・エブルルが北に、オルカリア火山体とロンゴノット山が南に、マウ・エスカープメントが西に、キナンゴップ平原とアバーディア火山体 (アバーディア山脈) が東にある。3200 km2に及ぶ広い集水域を持ち、東のアバーディア山脈に降る激しい雨の大部分が流入する。このことが近隣のエルメンテイタ湖やナクル湖が強アルカリ塩湖なのに対し、ナイバシャ湖が淡水湖である理由の一つである。主な流入河川はマレワ川とギルギル川である。ナイバシャ湖には地上の流出口はないが、消失分のうち30%が地下水となって流れ出していると考えられている〔 〕。ナイバシャ湖は東リフト・ヴァレーの谷底の中で最も高い位置にある。 ンジョロワ渓谷はかつてナイバシャ湖の流出口を形づくっていたが、今では湖より高い位置になりヘルズ・ゲート国立公園への玄関口となっている。 ナイバシャ湖の東端部には直径約1.5 kmのマールがあり、円形の丘の部分がクレセント島 (Crecent Island) となっている。西側には2つの小さな湖があり、南西端に隣接するオロイデン湖 (Lake Oloiden or Oloiden Bay) と西に僅かに離れたソナチ湖 (Lake Sonachi or Crater Lake) である。クレーター・レイク・ゲーム保護区が近くにある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナイバシャ湖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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