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ナウエル・ウアピ湖(ナウエル・ウアピこ、、)は、アルゼンチン・パタゴニア地域のリオネグロ州とネウケン州にある氷河湖。ナウエル・ウアピ国立公園の一部である。 湖の窪みは断層や中新世の谷に沿って削られたいくつかの氷河谷からなり、谷は後にモレーンによって堰き止められた。湖面面積は529km2(205mil2)、湖面標高は710m(2510ft)、2007年の測定による最大水深は438m(1437ft)である。2011年6月に隣国チリで起こったプジェウエ=コルドン・カウジェ火山群の噴火では、ナウエル・ウアピ湖の湖面の一部が火山灰に覆われた。 == 地理 == 7本の腕状の湾を持ち、それぞれの「腕」はブレスト(36km2)、ウエムル(21.5km2)、デ・ラ・トリステーサ(18.5km2)、カンパナリオ(7.9km2)、マチェーテ、デル・リンコン、ウルティマ・エスペランサと呼ばれている。グティエレス湖やモレーノ湖、エスペーホ湖、コレントーソ湖などの小規模な湖とつながっている。深い青色の湖面には、ビクトリア島(31km2)などいくつかの島がある。ウエムル島では、ウエムル・プロジェクトという核融合に関するアルゼンチンの秘密研究プロジェクトが進行している。湖の名称はマプチェ語によるビクトリア島の名称に由来しているが、「ナウエル」という単語には「魔術によってジャガーに変えられてしまった人」という意味もある。息を飲むような美しさの湖はニジマス、ブラウントラウト、カワマスなどの棲み家となっており、世界中の漁師を魅了している。太平洋や大西洋から遠く離れた高所にあるにもかかわらず、主に海洋部に生息するミナミオオセグロカモメやウ(彼らは厳密には海鳥ではない)の棲み家であるという奇妙な事実がある〔The Condor パメラ・C・ラスムッセン, Vol. 88, No. 3 (Aug., 1986), pp. 393-395. カリフォルニア大学出版会]〕。湖の透き通った水は気候の変化に非常に敏感であり、摂氏7度(華氏45度)の平均表面温度は美しさと危険性の両方を生み出しており、湖水浴客は低体温症に注意する必要がある。ナウエル・ウアピ湖や隣接する湖ではカヤックが人気のスポーツである。湖からはリマイ川が流出しており、やがてネウケン川と合流してネグロ川となる。アルゼンチンとチリの国境付近にはトロナドル山があり、チリのオソルノ山からも近い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナウエル・ウアピ湖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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