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ナゴルノ・カラバフ共和国の国章(ナゴルノ・カラバフのこくしょう)は、アゼルバイジャンから事実上独立状態にある「アルツァフ共和国」(ナゴルノ・カラバフ共和国)の国家のシンボルである。 国章の中央には翼を広げた鷲がおり、飾りのついた冠を戴いている。鷲の胸には盾があり、その中には白い雪をかぶった青い山脈が描かれ、その下に縦方向にしたナゴルノ・カラバフの国旗が描かれている。盾の中央には二つの石でできた大きな頭像がある。これは首都ステパナケルト(アゼルバイジャン語ではハンケンディ)にあるアルメニア人の記念碑、『我らの山』(、別名『おじいさんとおばあさん』 , Tatik yev Papik)を描いたものである。鷲の爪は小麦やブドウといったこの地の農作物をつかんでいる。 紋章を輪のように取り囲む金色の帯には、東部アルメニア語で「山地のカラバフのアルツァフ共和国」(Lernayin Gharabaghi Artsakh Hanrapetoutioun)と書かれている。ナゴルノ・カラバフ(Nagorno-Karabakh)という呼称は、ソビエト連邦時代にカラバフ地方の東部山岳地方に対してロシア語で「ナゴールヌィ・カラバフ」()と名付けられたことが元になっており、現地のアルメニア語やアゼルバイジャン語には基づかない。 == 関連項目 == * 国章 * 国章の一覧 * 事実上独立した地域の旗一覧 * 事実上独立した地域の紋章一覧 * ナゴルノ・カラバフの国旗 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナゴルノ・カラバフの国章」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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