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ナゴルノ・カラバフ共和国(ナゴルノ・カラバフきょうわこく)、別名アルツァフ共和国(アルツァフきょうわこく)は、南カフカースのナゴルノ・カラバフに位置する事実上独立した国家。西でアルメニア、北と東でアゼルバイジャン、南でイランと国境を接する〔。公用語はアルメニア語、通貨はドラム、首都はステパナケルトである。 アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国領であったナゴルノ・カラバフ自治州一帯が、ナゴルノ・カラバフ戦争とソ連崩壊に際して独立宣言を行ったことにより成立した。しかし、その実態としてはアルメニアの保護国の様相が色濃く、他国からの国家承認もほとんど受けられていない状態にある。 == 国名 == 国名の正式名称は、「ナゴルノ・カラバフ共和国」と「アルツァフ共和国」の2種類が用意されている〔憲法第1条〕。各言語での公式表記は、 * * * とされている。 「ナゴルノ・カラバフ」というカナ表記は「カラバフ高地」を意味するロシア語名称に由来する。「」はテュルク語の「黒い」という語に由来し、この地が緑豊かであることを示す〔。「アルツァフ」はかつてナゴルノ・カラバフを治めていたアルメニア人王国の名であり、また「解放される」という動詞の派生でもあるため、民族独立を鼓舞する狙いとしても採用されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナゴルノ・カラバフ共和国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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