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ナシオナル銀行()は、ブラジルにかつて存在した銀行である。 ==歴史== 1940年代当時ブラジル最大の銀行だったバンコ・ダ・ラヴォウラ(Banco da Lavoura)において、当時34歳で同行の支配人だった銀行家ジョセ・ヂ・マガリャンイス・ピント(José de Magalhães Pinto)によって、1944年にミナスジェライス州州都のベロオリゾンテで設立された。当初の名称は「バンコ・ナシオナル・ヂ・ミナスジェライス(Banco Nacional de Minas Gerais, ナシオナル銀行ミナスジェライス)」とした。 翌1945年に政党、国民民主連合(UDN)の創設メンバーとなったマガリャンイス・ピントは、1946年からは主にミルトン・カンポス州知事(在任:1947年~1951年)の下で州の財務を担当し、1961年には州知事に当選した(1966年まで在任)。 この時期、当行はミナスジェライス州と州境を接し南に位置するリオデジャネイロ州を中心に業務を拡大し、ブラジル最大の銀行のひとつとみなされるまでになった。 1964年の軍事クーデターに際しては、マガリャンイス・ピントがそれ以前から裏面で社会科学研究所(IPES、実態はCIAの末端組織)に援助するなど軍部の反乱勢力を側面から支援していたため、クーデター後に財産を大幅に増したマガリャンイス・ピントは他行6行を併呑し、結果、当初のナシオナル銀行(ミナスジェライス)を中心に1972年に「ナシオナル銀行(Banco Nacional S/A)」が誕生した。 その後も大銀行としての地位を保つが、1980年代にマガリャンイス・ピントが健康を害し政界を引退し、加えてマガリャインス・ピントの政界引退と同じ1985年にブラジルが軍政から民政に移行すると当銀行が背景としてきた政治的影響力も急速に失われ、1994年にはブラジル中央銀行による金融再編計画である「再構築促進プログラム」(PROER)の対象となり、1995年に同国のウニバンコ(Unibanco)に吸収され消滅した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナシオナル銀行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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