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ナシレマッ(ナシレマ、ナシルマッ〔マレー語ではナスィルマッに近い発音であるが、ローマ字表記につられてナシレマックなどとも記される。〕、マレー語: nasi lemak)は、マレーシアのご飯料理もしくは調理方法。粳米(通常はインディカ米)にココナッツミルク、塩を加え、タコノキ属の葉などで風味を付けて炊くか、蒸して〔藍賽珍、『街辺風味小食 Agnes Chang's Hawkers' Delights』、pp102-103、2000年、Central Paper Agencies Sdn Bhd、クアラルンプール〕作られる。見た目は白飯とあまりかわらないが、マレーシアでは水のみを使用する炊飯よりもポピュラーである。 == 概要 == nasi lemakを直訳すると「脂ご飯」という意味であるが、この脂とはココナッツの油脂のことを指している。 マレーシアのマレー人の家庭では一般的な米料理である。朝食によく食べられ、ホテルやマレーシア航空の機内食の朝食メニューになっていることもある。蒸して作るものは、ナスィルマッ・ククス(nasi lemak kukus)と呼び分けることがある。 ナシレマッは地方によって味つけが異なり、タコノキ属のニオイタコノキ(パンダン、pandan。''Pandanus amaryllifolius'')の葉、生のニンニクの他、砂糖を加えて甘くしたり、唐辛子を加えて辛くしたりすることもある。 市販のナシレマッには最低限のおかず(イカンビリス、ピーナッツ、サンバルなど)が添えられているが、通常はこれに好みのおかず料理を加えて食事とする場合が多い。なお伝統的にスプーンを使わず、右手を使って食べる人も多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナシレマッ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nasi lemak 」があります。 スポンサード リンク
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