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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ナシード(アラビア語:単数形 複数形 欧文表記:Nasheed マレーシアやインドネシアでは"nasyid"と呼ばれる)とは、イスラム教の声楽曲(宗教音楽、宗教歌謡)である。「ナシッド」あるいは「ナシード・ディーニー」とも呼ばれ、「ナシード」は「歌」、「ディーニー」は「神の」または「宗教的な」という意味である〔青柳、2012、3ページ。〕。なお、「ナシード」という語は元々「詩の朗誦」を意味する"ansyada"という言葉から来ている〔タン・ソオイ・ベン『イスラーム的近代性を歌う』〕。 == 概要 == ナシードは、アラブ・イスラム世界において人気があり〔同上。〕、通常、ナシードの素材と歌詞は、アッラーの讃美をはじめとする〔同上。〕イスラムの信仰、歴史、ならびに現代の出来事に基づいている。無伴奏、あるいはダフという太鼓の伴奏により歌われる。 一般的にナシードにカリンバ、弦楽器、木管楽器、金管楽器などは含まれないが、デジタルリマスタリングを行い、いずれかの打楽器を模倣する、あるいは倍音を生成することは許されている。これは、多くのイスラム法学者が、イスラム教はいくつかの基本的な打楽器を除いて楽器の使用を禁じている、と述べているためである。 イスラム教の教義に直結する歌詞の内容や、原則として楽器を用いないということから、本来、音楽を教義に反するとして排斥して来たイスラム教において、ナシードは教義に反しないものとされている〔青柳、2012、3ページ。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナシード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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