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ナシ亜科(ナシあか、) あるいは リンゴ亜科 ()は、かつて提唱されていた、バラ科の亜科の1つである。 をナシ亜科と訳すこともある。リンゴ、ナシ、ビワ、ナナカマドなどを含んでいた。現在の分類では、サクラ亜科(モモ亜科)のナシ連 () またはリンゴ連 () にほぼ等しい。 == 分類 == === 現在の分類 === ナシ亜科(リンゴ亜科)の正確な範囲は学説により若干揺らぎがあったが、おおよそ、シモツケ亜科に内包されており、シモツケ亜科が側系統になっていた。そのため、同様にシモツケ亜科に内包されていたサクラ亜科なども加え、1亜科に統合された。その新しい亜科の名は当初シモツケ亜科とされたが、 (1832) より (1820) が先行していたことから、サクラ亜科(モモ亜科) が使われるようになった〔 Article 19.5, ex. 5〕。 従来のナシ亜科(リンゴ亜科)は、おおよそナシ連(リンゴ連)となった。Potter et al. (2007) によると、ナシ連は基底的な連未定の3属と、ナシ亜連 に分かれる。それらの系統関係は次のとおり〔*>主な未解析属として , がある。〕。ただし、交雑が起こっているなどの理由で、ナシ亜連内の大半(図の「BC」以下)の系統は不確実である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナシ亜科」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Maloideae 」があります。 スポンサード リンク
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