翻訳と辞書 |
ナス属[なすぞく]
ナス属(学名:''Solanum'')は、ナス科の属で、重要な作物であるナスやジャガイモを含む。またトマトも、従来は別のトマト属(''Lycopersicon'')とされていたが、分子遺伝学的研究から現在ではナス属に入れられる〔Solanaceae Source : Phylogeny .〕。このほかにジロ、タマリロ、ペピーノなどの食用作物がある。 千数百種が世界の熱帯・亜熱帯などに分布し、特にアメリカ大陸に多い。草または低木で、つる性のものも多い。茎や葉にとげのあるものもある(例としてワルナスビ)。花は白のほか青、紫、黄などに色づくものがある。果実は液果で黄、赤、紫、黒などに熟す。日本にはイヌホオズキ、ヒヨドリジョウゴ、ヤマホロシや、帰化植物のワルナスビなど数種が野生する。 花(ツルハナナスなど)や果実(ツノナス、タマサンゴなど)を観賞するために栽培されるものも多い。アルカロイドを含み、食用にしない種には有毒なものが多い。 == 特徴 == 花冠は幅状または鐘形である。葯は先に孔があき、花柱を取り巻いて互いに接するか、あるいはくっつく。漿果をつける。がくは、花後に伸びることはなく果実を包まない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナス属」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|