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ナタリア・シコレンコ : ウィキペディア日本語版
ナタリア・シコレンコ

ナタリア・シコレンコ (Natalya Shikolenko、、1964年8月1日 - )は、ベラルーシの陸上競技選手。独立国家共同体代表として出場した1992年バルセロナオリンピックのやり投で銀メダルを獲得した。ウズベク共和国アンディジャン出身。
== 経歴 ==
シコレンコは、ソ連代表として、1987年の世界選手権に出場しているが、予選で敗退。1990年にはアメリカシアトルで行われたグッドウィルゲームズで優勝している。この大会の2位には、妹のタチアナ・シコレンコが入っている。1991年の東京で行われた世界選手権では、11位と結果は振るわなかった。
ソビエト連邦が崩壊して最初のオリンピックとなった1992年バルセロナオリンピックでは、1投目に68m26を投げリードを保つが、ドイツシルケ・レンクが5投目に68m34を投げ逆転。シコレンコは最終投てきでも逆転できずわずか8cmの差で銀メダルとなった。
1993年からベラルーシ代表となり、同年にはシュトゥットガルトで開催された世界選手権に、妹のタチアナとともに出場。ノルウェートリネ・ハッテスタート、ドイツのフォルケルに次いで3位となる。妹のタチアナは姉のナタリアに次いで4位入賞を果たしている。
1994年には71m40を投げこの年の世界ランク1位を記録。翌1995年のイェーテボリで開催された世界選手権では、67m52で2位のルーマニアのフェリシア・ティレアに2m以上の差をつけ世界選手権を制した。
シコレンコの最後のオリンピックとなった1996年アトランタオリンピックでは、予選を62m32で決勝進出したものの、決勝では58m54と決勝進出者中最下位の12位という成績であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナタリア・シコレンコ」の詳細全文を読む




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