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ナタ菌 ( リダイレクト:酢酸菌 ) : ウィキペディア日本語版 | 酢酸菌[さくさんきん]
酢酸菌(さくさんきん)は、エタノールを酸化発酵して酢酸を生産するグラム陰性の好気性細菌の総称である。酸を産生するため耐酸性を有する。pH 5.0 以下でも問題なく増殖するが、好適な範囲は5.4から6.3である。酢酸菌の代表例として食酢を醸造する際に用いられる ''Acetobacter aceti'' が存在する。 == 解説 == 酢酸菌はアセトバクター属 ''Acetobacter'' と グルコノバクター属 ''Gluconobacter'' に大別される。アセトバクター属がフランス人細菌学者のルイ・パスツールにより1864年発見された。 アセトバクター属 ''Acetobacter'' は、エタノールを細胞膜にある解糖系(EMP経路)とクエン酸回路によって酢酸に変化させる。一方、グルコノバクター属 ''Gluconobacter'' は、ソルビトール(D-グルコース)を L-ソルボースに変化させる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酢酸菌」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Acetic acid bacteria 」があります。
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