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ナリジクス酸 : ミニ英和和英辞書
ナリジクス酸[なりじくすさん]
nalidixic acid
===========================
: [さん]
 【名詞】 1. acid 
ナリジクス酸 : ウィキペディア日本語版
ナリジクス酸[なりじくすさん]

ナリジクス酸(ナリジクスさん、Nalidixic acid)とは、1962年にウィンスロップ・ラボラトリー社により開発(化学合成)された抗菌剤の一種である。日本では第一製薬により商品名:ウイントマイロンとして販売された。
この化合物は最初に発見されたキノロン系抗菌剤であり、第一世代キノロンに分類されている。「ナリジキシン酸(ナリジキシンさん)」とも呼ばれる。主にグラム陰性菌に対して効果を発揮する。
== 活性 ==
ナリジクス酸は他の多くのキノロン系抗菌剤と同じように、DNAジャイレースを阻害することによって効果を発揮する。DNAジャイレースが阻害されると、染色体中のDNAは正常な二重らせん構造を取れず、DNAの複製と転写が阻害される。その結果、細菌はタンパク質を合成できなくなるため、死に至る。
しかし、細菌がナリジクス酸に対する耐性を獲得するスピードが早かったため、現在ではやや時代遅れの薬剤である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナリジクス酸」の詳細全文を読む




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