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ナリタハヤブサは日本の競走馬、種牡馬。1990年代初期のダート戦線で活躍し、1991年のJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。 ※馬齢は旧表記で統一する。 == 戦績 == 1989年9月にデビュー。しばらくは芝のレースに出走していたがなかなか勝ちきれず、皐月賞にも出走したものの12着と大敗している。 転機となったのは1990年12月のウインターステークス。初のダートレースへの出走だったが、カリブソングやオサイチブレベストといった当時のダートの強豪馬を相手にレコードで優勝。さらに年が明けた1991年1月のフェブラリーハンデキャップでもレコード勝ちを収め、ダートの強豪として認識されるようになる。年末のウインターステークスでは再びレコードで連覇、この年のJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。 1992年には帝王賞でラシアンゴールドとの同着優勝となり、続く武蔵野ステークスで4回目のレコード勝ち。この時記録したダート1600mを60.5キロというトップハンデで1分34秒5というタイムは当時としては驚異的なものであり、2001年にクロフネに塗り替えられるまで日本レコードだった。 その後中央競馬では勝利を収めることはできず、現役晩年には新潟へと移籍した。 引退後は種牡馬となり門別町の三浦牧場で繋養されていたが、産駒のうち目立つのは中央で3勝を挙げたファルコンシチー、アンプルカット、地方ではアイアンハヤブサ程度で、活躍馬を出すことができなかった。2003年2月27日に左前脚を骨折、安楽死となった。なお母の父としては七夕賞勝ちのドモナラズを出している〔母は産駒の中でただ一頭繁殖入りしたアンプルカットである〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナリタハヤブサ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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