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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ナージャ・ティラー(Nadja Tiller、1929年3月16日 - )は、オーストリア出身のドイツで活躍している女優。日本語では他にナージャ・テイラー、ナジャ・ティラー、ナジャ・テイラー、ナディア・ティラー、ナディア・テイラーの表記もある。 == 経歴 == ウィーンで生まれる。父は俳優、母はオペレッタの歌手兼女優。学校に通いながらバレエを習い、のちに有名なマックス・ラインハルト・ゼミナールで演技を学ぶ。1947年に舞台デビュー。ファッションモデルとしても活動する。1949年にはミス・オーストリア(Miss Austria)に選ばれている。 映画には1949年に初出演。以降1950年代から1970年代半ばにかけ、主演女優として数々の映画に出演。1958年には、戦後ドイツ最大のスキャンダルと云われ、政財界を揺るがせた高級コールガールのローズマリー・ニトリビット(Rosemarie Nitribitt、24歳で死去)を描いた映画『スキャンダル』で主役のローズマリーを演じた。この作品は第19回ヴェネツィア国際映画祭イタリア批評家賞と第16回米国ゴールデングローブ賞外国語映画賞(Samuel Goldwyn International Award)を受賞し、彼女の代表作の一つとなっている。1960年には映画『Labyrinth』(日本未公開、1959年)でドイツ映画賞銀賞を受賞。 ドイツ・オーストリア映画のみならず、フランス映画・ハリウッド映画・イタリア映画にも出演し、ジャン=ポール・ベルモンド、ジャン・ギャバン、ミレーヌ・ドモンジョ、マルチェロ・マストロヤンニらと共演するなど国際的に活躍。ロベルト・ロッセリーニ監督の映画『Anima nera』(日本未公開、1962年)、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の映画『火刑の部屋』(1962年)、ルネ・クレマン監督の映画『危険なめぐり逢い』(1975年)などヨーロッパ映画界の巨匠達の作品にも出演している。 1970年代半ば以降はテレビドラマで活躍しているが、2005年には俳優のティル・シュヴァイガーが監督&主演を務めた映画『裸足の女』にシュヴァイガー演じるニックの母親役で出演。この『裸足の女』は東京で開催されたドイツ映画祭2006でも上映され、健在ぶりを示した。2009年も映画とTVムービーに出演。 私生活では1956年に俳優のワルター・ギラーと結婚。ドイツ芸能界きってのおしどり夫婦だったのが有名で、2006年には結婚生活50年(金婚式。ドイツ語:Die Goldene Hochzeit)を迎えている。そして、同年に夫婦でバンビ賞の功労賞を受賞した〔2006年11月30日、シュトゥットガルトのベンツ博物館で開催された授賞式に夫婦で出席。下記リンクでは授賞式で元サッカー選手のフランツ・ベッケンバウアーと一緒に写った写真も紹介されている。 ナージャ・ティラー写真集 (英語。拡大可能)〕。彼との間に子供が2人いる。日本公開作では映画『火刑の部屋』と映画『女と男のある限り』(1963年)の2作に夫婦で一緒に出演している。 2000年、ドイツ連邦共和国功労勲章を受章。 2011年12月15日、夫のワルター・ギラーと死別。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナージャ・ティラー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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