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ニコラ・ベネデッティ(Nicola Benedetti, 1987年7月 - )は、スコットランド出身のヴァイオリニストである。 == 経歴 == 1987年、ノース・エアシャー、ウェスト・キルブライドにてイタリア系の裕福な家庭に生まれる。4歳の時、姉のレッスンについて行ったことがヴァイオリンを始めるきっかけとなった。姉のステファニーもヴァイオリニストである。1997年にユーディ・メニューイン音楽学校に入学し、ナターシャ・ボヤールスカヤに師事する。エドワード王子出席の下行われたホリールード宮殿記念式典で演奏するなど、イギリス各地での演奏を経験した後、ロンドンに移りマチェイ・ラコフスキに師事する。2002年、14歳の時に英カールトンTV主催のコンテスト「Britain's Brilliant Prodigies(英国の神童)」で優勝する。2003年春、マテル社により企画された「バービーの白鳥の湖」DVDのレコーディングでロンドン交響楽団と共演し、関連してドキュメンタリー「Playing With Passion(情熱の演奏)」が撮影され、後にテレビ放映されている。 2004年5月(16歳)、BBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー(BBC Young Musician of the Year, 18歳以下を対象としたBBC主催のコンクール)における決勝でシマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番というユニークな選曲で優勝する。2005年には名門ドイツ・グラモフォンと異例となるアルバム6枚(契約金はおよそ100万ポンド〔Great Scot! Nicola Benedetti has battled a host of critics during a short but promising career by Laurence Vittes (Strings, March 2007, No.147)〕)の契約を結んでいる。 以降、フィルハーモニア管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団、バンクーバー交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団などイギリス内外のオーケストラや、アンドルー・リットン、ネヴィル・マリナー、クリスティアン・ヤルヴィ、アレクサンドル・ラザレフ、アンドルー・デイヴィスら著名な指揮者と共演を重ねる傍ら、2009年現在までに3枚のアルバムを発表。モーツァルト、メンデルスゾーン、サン=サーンス、ショーソン等の古典・ロマン派協奏曲からヴォーン・ウィリアムズ、シマノフスキ、ジェームズ・マクミラン、ジョン・タヴナー等近現代作品までを幅広く取り上げている。 使用楽器は1717年製ストラディヴァリウス「ガリエル」。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニコラ・ベネデッティ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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