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ニシン : よみがなを同じくする語

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ニシン : ミニ英和和英辞書
ニシン
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ニシン ( リダイレクト:ニシン ) : ウィキペディア日本語版
ニシン


ニシン(鰊・鯡、学名:''Clupea pallasii'')は、ニシン目ニシン科の海水魚。別名、春告魚(はるつげうお)。欧米で ヘリング Herring, Häring といえばニシンも含むが、普通はタイセイヨウニシン( ''C. harengus'' )のことをいう。2種を区別したいときは、ニシンを パシフィックヘリング Pacific herring、タイセイヨウニシンを アトランティックヘリング Atlantic herring という。種小名は、ドイツの生物学者ペーター・ジーモン・パラスにちなむ。
== 分布 ==
冷水域を好む回遊魚で北太平洋北極海白海バレンツ海南西部、日本海黄海北部の渤海湾に分布する。魚体は細長く、体長は30-35cmほど。背側は青黒色、腹側は銀白色。日本付近では春、産卵のために北海道沿岸に現れる。日本の太平洋側では犬吠埼付近が南限。
分布域は広いが回遊範囲が狭く固有の湾内などを生息域とする地域性の群れ(地域群)と広範囲の海洋を回遊する群れ(広域群)が存在している〔大河内裕之、中川雅弘:北海道噴火湾周辺海域で漁獲されるニシンの系群構造 日本水産学会誌 Vol.78 (2012) No.1 P8-14〕が、それぞれの回遊範囲等については十分に解明されていない。
日本付近では、地域群:それぞれ石狩湾能取湖風蓮湖厚岸湖湧洞沼尾鮫沼万石浦〔などを主な産卵場とする群と広域群:「北海道・サハリン系」、「本州系」が分布する。サハリン周辺の地域群は、オホーツク海北部沿岸に産卵するオホーツク系統群、シェレホフ湾内とカムチャッカ半島北西部に産卵するギジガ・カムチャッカ系統群〔内島立郎:北海道沿岸のニシン漁の変せんと気候変動 農業気象 Vol.41 (1985-1986) No.4 P386-387〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ニシン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pacific herring 」があります。




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