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ニジネカムスク(、ラテン文字表記の例: )、あるいはトゥバン・カマ()はロシアのタタールスタン共和国中部にある都市。ニジネカムスキー地区の行政中心地でもある。 「カマ川の下流の町」という名の通り、カマ川下流の左岸(南岸)に位置している。近くでヴャトカ川がカマ川に合流している。タタールスタンの首都カザンからは東へ240km。最寄りの町は、それぞれ25km離れたエラブガとママディシュ。カマ川上流方面の35km東に離れた場所にはナーベレジヌイェ・チェルヌイがある。 成立したのが1960年代という若い工業都市であるが、2009年の推計人口は22万6千人と、タタールスタン共和国でも有数の大きな街になっている。 人口は2002年国勢調査で225,399人(1989年ソ連国勢調査では190,793人)。1989年の段階では、タタール人が46.5%、ロシア人が46.1%、チュヴァシ人が3.0%、ウクライナ人が1.0%、バシキール人が1.0%という民族構成になっている。 == 歴史 == ニジネカムスクの町ができるきっかけは、1950年代末にソビエト連邦政府がタタールスタンの油田の原油を用いて欧州最大級の石油化学コンビナートを作ろうと構想したのがきっかけであった。1961年、カマ川下流のこの場所に大規模な石油精製所と石油化学コンビナートが建設される際、建設労働者のための集落としてニジネカムスキー労働者集落が作られた。ニジネカムスキー労働者集落は、1966年に市の地位を得てニジネカムスク市となった。コンビナートは1967年に完成し、工場労働者の流入により1970年代半ばに人口は10万人を超えている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニジネカムスク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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