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ニホンハッカ : ミニ英和和英辞書
ニホンハッカ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ニホンハッカ : ウィキペディア日本語版
ニホンハッカ

ニホンハッカ(日本薄荷、学名:''Mentha canadensis'' var. ''piperascens'' シノニムも数種あり)は、日本在来のシソ科ハッカ属多年草。国外では通称ワシュハッカ(和種薄荷、)と呼ばれている。単にハッカ(薄荷)ということもある。ハーブの一種。
植物学上では、ヨウシュハッカ()の変種扱いだったが、現在はシノニムとされる。ヨウシュハッカは北半球に広く分布し、日本にも帰化している。ニホンハッカは、ヨウシュハッカよりやや葉が長く、筒の裂片が鋭く尖っていることから区別される。
== メントールの利用 ==
水蒸気蒸留によって薄荷油を抽出し、さらにこれを冷却して再結晶させハッカ脳と呼ばれる複合結晶(主成分は''l-''メントール)を得る原料に用いられる。これらは食品用、生活用品、タバコなどの香料として、また医薬品用(ハッカ油・ハッカ脳とも薬局方に収載されている医薬品である)としても用いられている。食品分野では、昔ながらの菓子などの香料としての用途が代表的である。近年は化学工業的に合成されたメントールにシェアを奪われ、生産が減少している。
清涼感がするのは爽快な香りや、多く含まれているメントールの性質(体中にある冷たさを感じる受容体を刺激したり、常温昇華するため気化熱を奪ったりする)によるもの。
日本薬局方では、芳香・矯臭・矯味(匂い、味)の目的で調剤に用いる。インターネット上ではハッカ油に消毒効果があると記載されているが、ハッカ油そのものには消毒・殺菌効果はない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ニホンハッカ」の詳細全文を読む




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