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nimoca
nimoca(ニモカ)は、西日本鉄道(西鉄)の完全子会社である株式会社ニモカなどが発行する、九州の鉄道・バス事業者で導入されているサイバネ規格のICカード乗車券である。発行枚数は2015年(平成27年)4月現在で約250万枚〔株式会社nimoca - プレスリリース - 2015年4月22日 - 「nimoca発行枚数が250万枚を突破しました!」 〕。交通系ICカードの全国相互利用に参加している〔JR東日本 - 交通系ICカードの全国相互利用サービスがいよいよ始まります! 〕。 == 概要 == 2008年(平成20年)5月16日、西鉄においてサービスを開始した非接触型ICカードで、鉄道・バスの乗車カードに加え、電子マネーとしても利用できる。導入当初は西鉄電車・西鉄バスの乗車カードおよび西鉄グループの商業施設における電子マネーとしての性質が強かったが、大分(別会社を設立、詳細別記)・熊本・宮崎に展開するなど、近年は西鉄グループ以外でも導入が進んでいる。九州の交通系ICカードでは最も発行枚数が多い。 2010年(平成22年)3月13日から、SUGOCA(JR九州)、はやかけん(福岡市地下鉄)、Suica(JR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道他)との相互利用が開始〔相互利用が開始され相互利用のカードで利用できる電子マネーとしての利用も可能となった。 Suicaでnimoca対応の自動販売機でも購入やチャージ可能。〕。各カードがそれぞれ本対応している鉄道路線(西鉄は貝塚線を含む全線)と西鉄バス・昭和バスの導入車両が相互利用の対象となる。 2013年(平成25年)3月23日、全国交通系ICカードの相互利用が始まり、PASMO、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、Kitacaと相互利用開始〔。 名称の由来は、Nice Money Card の略(NiはNishitetsuのNiを兼ねている)と「バスにも、電車にも、買物にも、いろいろ使えるオールラウンドなカード」という意味が込められている。サイバネ規格を採用したICカードの中で最初に多区間におけるバス定期乗車券の機能を搭載する。 カードの裏面の右下に記載の番号は「NR」で始まる15桁の英数字であるが、この「NR」は西日本鉄道の英語表記「Nishi-Nippon Railroad Co., Ltd.」からとったものであると思われる。 イメージキャラクターはフェレット。特に名前はつけられていない。デザインはスケアクロウマンやモダンペッツで知られるplay set products。フェレットは、2008年(平成20年)6月5日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された、映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」のジャパン・プレミアのレッドカーペットに、大阪・道頓堀の「くいだおれ太郎」や中日ドラゴンズの「ドアラ」と並んで、インディ・ジョーンズのトレードマークである“帽子”と“ムチ”を携えて登場した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Nimoca」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nimoca 」があります。 スポンサード リンク
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