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ニューオーリンズ級重巡洋艦(ニューオーリンズきゅう じゅうじゅんようかん、New Orleans class Heavy Cruisers)は、アメリカ海軍の巡洋艦の艦級。ニューオーリンズよりアストリアが先に竣工したため、アストリア級重巡洋艦(Astoria class)とも呼ばれる。 ==概要== ポートランド級に続く条約型重巡洋艦で、ロンドン軍縮条約の締結後に建造を始めた重巡洋艦の第二弾。広義の意味で条約型重巡洋艦と見れば第四弾にあたる。1929年度計画で3隻、1930年に2隻、1933年に2隻の計7隻が計画され、1930年から1937年にかけて進水、竣工した。ニューオーリンズのみ起工時は軽巡洋艦だったが、建造中に重巡洋艦に類別を変更された。アストリア以降は最初から重巡洋艦として建造される。 ポートランド級と同じく55口径8インチ3連装砲3基、25口径5インチ単装砲8基の武装や船首楼型二本煙突の構造だが、乾舷を低くして船首楼を艦尾方向へ延長することで居住性と復元性が改善された。また、煙突に挟まれる格好であった艦載機設備を、二本煙突の間隔を狭めて煙突と後楼の間に設けたので設備の拡張に繋がった。船体の寸法も若干縮小し、艦橋や構造も縮小化したので区画防御の観点から防御力は前ポートランド級を凌ぐとされ、アメリカ海軍最後の船首楼型巡洋艦なだけに完成度は高い。しかし、その代償として機関砲や機関銃が減り、対空戦闘能力は低下した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニューオーリンズ級重巡洋艦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 New Orleans-class cruiser 」があります。 スポンサード リンク
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