翻訳と辞書
Words near each other
・ ニュージーランド国民党
・ ニュージーランド国王
・ ニュージーランド国立博物館
・ ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ
・ ニュージーランド国防軍
・ ニュージーランド地震
・ ニュージーランド大学
・ ニュージーランド女王
・ ニュージーランド対南アフリカ共和国のラグビーテストマッチ
・ ニュージーランド州代表選手権
ニュージーランド政府通信保安局
・ ニュージーランド映画
・ ニュージーランド海軍
・ ニュージーランド海軍艦艇一覧
・ ニュージーランド準備銀行
・ ニュージーランド王
・ ニュージーランド王国
・ ニュージーランド王立協会
・ ニュージーランド王領
・ ニュージーランド第一党


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ニュージーランド政府通信保安局 : ミニ英和和英辞書
ニュージーランド政府通信保安局[にゅーじーらんど]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ニュージーランド : [にゅーじーらんど]
 (n) New Zealand, (n) New Zealand
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [せい, まつりごと]
 【名詞】 1. rule 2. government 
政府 : [せいふ]
 【名詞】 1. government 2. administration 
: [つう]
  1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. 
通信 : [つうしん]
  1. (n,vs) correspondence 2. communication 3. news 4. signal 
: [まこと, しん]
  1. (adv,n) truth 2. faith 3. fidelity 4. sincerity 5. trust 6. confidence 7. reliance 8. devotion 
: [ほ]
  1. (n,vs) guarantee 
保安 : [ほあん]
 【名詞】 1. peace preservation 2. security 
: [きょく, つぼね]
 【名詞】 1. court lady 2. lady-in-waiting

ニュージーランド政府通信保安局 ( リダイレクト:政府通信保安局 ) : ウィキペディア日本語版
政府通信保安局[せいふつうしんほあんきょく]
政府通信保安局(Government Communications Security Bureau,GCSB)は、ニュージーランド情報機関である。

== 概要 ==

GCSBはSIGINT、なかんずく通信傍受を行う組織である。UKUSA(英米同盟)の一員としてアメリカ国家安全保障局やイギリス政府通信本部と連携して活動する。また、政府の通信の保護とサイバー・プロテクションはGCSBの責任である。関連技術の研究も行う。
GCSBの担当大臣は首相が兼務するのが慣例である。また、情報保安監察総監と、議会の情報保安委員会の監督を受ける。GCSBは通信傍受により得た情報を、それを必要とする各部署に供給する。また、政府機関の通信保安態勢のチェックとアドバイスを行う。まとめれば以下の通り。
*海外通信の収集・分析・報告
*軍の活動擁護
*政府機関への通信・情報保護のアドバイスとサポート
*友好国機関との協力関係維持
*上記のために必要な研究開発
職員は技術者、数学者、翻訳者等々合わせて三百数十名、本部はウェリントンに、無線電波傍受基地がタンジモアナに、衛星通信傍受基地がワイホパイにある。幹部は軍から移動した将校が多い。GCSBはダイバーシティに力を入れているようで、面白いことに公式サイトで職員の男女比とエスニシティの割合を公表している。それによれば、職員中の女性の割合33%、人種構成は半数がヨーロッパ系、6%のマオリ、その他5%、30%以上が特定の民族に属さず、となっている。
GCSBの当初の目標は、太平洋の南から、ソ連海軍と、スパイ船かもしれないソ連の漁船の通信や各種電波情報を集めることと、さらに、漏れ飛んでくる極東ソ連軍の無線電波を傍受することであった。これが従来からの伝統的な任務である。
一方で、非軍事的通信の傍受も行われていた。対象は、西太平洋周辺諸国の外交通信であった。冷戦後期から、経済分野の通信への指向が高まったと言われている。80年代後半、衛星通信が主力となってくるのに対応して、ワイホパイに衛星通信傍受のための基地が出現した。これらは太平洋上空にある通信衛星を指向してその通信を傍受していると考えられている。基本的に、GCSBは国外の通信傍受のみを行い、国内ではこれを行わない。という建前である。
90年代以降サイバースペースの問題が課題として浮上し、GCSBは与えられた役割の各部門でその強化に努めている。2001年、ニュージーランドはGCSB傘下に、インフラ等の国内重要部門をサイバー攻撃から防御するための専門部署、重要インフラストラクチャー防衛センターを立ち上げた。2007年、ニュージーランド政府のコンピューター網にサイバー攻撃が仕掛けられていたことが判明し、かねてよりの懸念がいよいよ現実のものとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「政府通信保安局」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Government Communications Security Bureau 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.