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ニューメキシコ級戦艦(ニューメキシコきゅうせんかん、New Mexico-class battleships)はアメリカ海軍の戦艦の艦級。全3隻が就役した。 == 概要 == ニューメキシコ級は1913年に設計が検討され、1915年に3隻の建造が始められた。当初は16インチ砲を搭載する予定であったが議会の反対にあい、最終的にペンシルベニア級戦艦の改良型としてまとめられた。前級のペンシルベニア級戦艦同様に12門の14インチ主砲が搭載されたが、その砲身長は45口径から50口径へ拡大された。 船体設計も改良されたクリッパー型艦首を持ち、より良い凌波性を備え、ネバダ級やペンシルベニア級に比べて優雅な船体型となった。ニューメキシコは蒸気タービンによるモーター発電で推進する、新型推進システムを採用した。 ニューメキシコ級は高く評価されたペンシルベニア級の改良型として凌波性の改善などが更に実施されたので艦隊側から矢張り高評価を得た。しかし主砲の散布界が前級より悪化していたこと、加えてユトランド沖海戦の戦訓から水平防御装甲厚が以前の型より強化されたとは言え、やや薄いことが欠点と見なされた〔#歴群米戦3章 p.120〕。 ニューメキシコ級はアメリカ海軍における「標準型戦艦」コンセプトの一部であった。その設計概念はアメリカ海軍に低速部隊と高速部隊の包括した運用を可能とさせる重要なものであった。「標準型」の概念は長距離射撃、21ノットの速度、700ヤード(640m)の回転半径およびダメージ・コントロールの改善が含まれていた。この「標準型」にはネバダ級、ペンシルベニア級、テネシー級およびコロラド級が含まれた。 ちなみに、大日本帝国海軍では最も起工が早かった3番艦のアイダホをネームシップと認識し、「アイダホ型戦艦」と呼んでいた〔伊号第五十八潜水艦#多聞隊・インディアナポリス撃沈参照〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニューメキシコ級戦艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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