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ニューヨーク市地下鉄W線 : ミニ英和和英辞書
ニューヨーク市地下鉄W線[にゅーよーくしちかてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ニューヨーク : [にゅーよーく]
 【名詞】 1. New York 2. (n) New York
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [し]
  1. (n-suf) city 
: [ち]
  1. (n,n-suf) earth 
地下 : [ちか]
 【名詞】 1. (1) basement 2. cellar 3. (2) underground (railway) (abbr) 4. subway 5. metro 
地下鉄 : [ちかてつ]
 【名詞】 1. underground train 2. subway 
: [した, もと]
 (adv) under (esp. influence or guidance)
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 

ニューヨーク市地下鉄W線 : ウィキペディア日本語版
ニューヨーク市地下鉄W線[にゅーよーくしちかてつ]

ニューヨーク市地下鉄W線はニューヨーク市地下鉄Bディビジョンで2001年7月21日から2010年6月25日まで運行されていた運転系統である(以下では運転系統と路線を区別するため、運行系統であるW線は「W系統」と記述する)。路線エンブレムはマンハッタン区内のBMTブロードウェイ線が使っていたサンフラワー・イエローに塗られている。W系統は、BMTブロードウェイ線でマンハッタン区内を走行したあとイースト川をで潜ってクイーンズ区に入り、BMTアストリア線を走行する〔MTA New York City Transit, W Broadway Local 〕。2004年まではBMT4番街線BMTウェスト・エンド線経由でブルックリン区まで走っていた。
現地では”Broadway Local”とも呼ばれている。
IND2番街線の開業に合わせた運行パターン変更の一環として、 メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ(MTA)は2016年11月から運用開始当時のエンブレムと2004年-2010年の経路でW系統 の運行を再開すると発表した〔。
== 歴史 ==

=== 開始当初 ===

W系統は元々はBMTブロードウェイ線各駅停車の運転区間を延長したもので、BMTアストリア線からBMTブロードウェイ線を経由してホワイトホール・ストリート駅まで運転していた。1986年から2004年までマンハッタン橋 の架け替えが行われたため、本来ならマンハッタン橋経由でBMTブロードウェイ線内を急行運転していたN系統が経由で各駅停車として運行されることになった。この運用変更が、W系統の導入のきっかけである。路線エンブレムはWブレットと呼ばれる黄色の菱形であったが、やでは黄色い円形のエンブレムになった。R44電車やのデジタル表示では、BMTブロードウェイ線で運転されるすべての運転系統の表示が再現できるようになった。
W系統は、に繋がるマンハッタン橋北行線が架け替えのため閉鎖された2001年7月22日から導入された。また、1988年から閉鎖されていた、BMTブロードウェイ線が通るマンハッタン橋南行線の通行も再開された。B系統は終日からマンハッタンまで、BMTウェスト・エンド線およびマンハッタン橋北行線を経由してIND6番街線に乗り入れていたが、マンハッタン橋北行線の閉鎖に伴って分割されることになった。ブルックリン橋北行線は1986年から1988年にかけて一度閉鎖されたことがあり、このときは時間限定のオレンジ色B系統だけがIND6番街線の34丁目駅以北を通っていた。同時に、終日運転の黄色B系統がブルックリン区のコニー・アイランド駅からマンハッタン橋南行線・BMTブロードウェイ線経由でクイーンズ区まで乗り入れていた(ただし、夜間の黄色B系統はブルックリン区内のみ運転)。2001年に元の運行パターンに戻されたが、B系統を2種類走らせる代わりに、黄色B系統W系統という名前に改めて運行させることになった。これはコニー・アイランド駅からBMTウェスト・エンド線(緩行線)、BMT4番街線(急行線)、マンハッタン橋南行線、BMTブロードウェイ線(急行線)を通り、49丁目で緩行線に移ってBMTアストリア線(21時30分までのラッシュ時混雑方向は急行線、それ以外は緩行線)のアストリア-ディトマース・ブールバード駅に向かうものだった。夕方にはマンハッタン区の止め(急行線を通りを通過)、深夜にはブルックリン区の止め、週末はブルックリン区のアトランティック・アベニュー-パシフィック・ストリート駅止めになった。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件によりBMTブロードウェイ線のロウアー・マンハッタン区間は運休となり、N系統は完全運休、W系統はディトマース・ブールバード駅からコニー・アイランド駅の間での終日運転となった。これにより、ブルックリン区内の36丁目駅以北を除いて全駅に停車するようになった。深夜にはディトマース・ブールバード駅-34丁目駅間(北行きの49丁目駅は通過)とブルックリン区内の36丁目駅-コニー・アイランド駅間の2区間に分かれて運転された。両区間の通常運転は2001年10月28日に再開された。
BMTアストリア線内の急行運転は、周辺住民になじみが薄く定着しなかったことから2002年1月15日に中止された。そのころには、夕方の運転区間が57丁目駅からアストリア-ディトマース・ブールバード駅まで延長された〔New York City Transit Authority, W Line from July 28, 2002, via the Internet Archive〕。
2002年9月8日の始発から、コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅は建て替え工事に入り、W系統は終日コニー・アイランド駅-アストリア-ディトマース・ブールバード駅間で運行されるようになった。この際、コニー・アイランド駅に乗り入れる他の系統が区間縮小されたため、W系統はコニー・アイランド駅に直接乗り入れる唯一の運行系統になった。深夜と週末はモンタギュー・ストリート・トンネル経由でBMT4番街線およびBMTブロードウェイ線の緩行線を運行していた。また、このときにはN系統はブルックリン区内のみで運転されていた〔http://web.archive.org/web/20031204032030/http://www.mta.info/nyct/service/pdf/twcur.pdf〕。
2004年2月22日にマンハッタン橋の架け替えが完工し、橋上の4線がすべて利用可能になると、W系統は平日7:00-21:30にアストリア-ディトマース・ブールバード駅 - ホワイトホール・ストリート-サウス・フェリー駅間の各駅停車として運転されるようになった。ブルックリン区内はD系統がマンハッタン橋北詰からBMTウェスト・サイド線に乗り入れるよう運転区間が延長された上で担当することになった〔。これは、シティ・ホール駅にW系統の車両を留置できるスペースがなかったためで、始発から3本はブルックリン区グレイヴセンドの86丁目駅を出発し、終電までの3本はキングス・ハイウェイ駅までの運転とされた。ブルックリン区内はモンタギュー・ストリート・トンネルを経由してBMT4番街線およびBMTシー・ビーチ線を走行していた〔A search using the MTA's trip planner using "Whitehall Street" and "Kings Highway" as stations and setting the time to the appropriate hour (6:00 am into Manhattan; 9:00pm out of Manhattan) turned out results that showed the W as a possible travel option. 〕。
2008年7月27日にはW系統の運行時間が23:00まで延長された〔〕。
2010年3月24日に、MTAは資金難からW系統の運転を取り止め、N系統およびQ系統に置き換えると発表した。N系統は平日にマンハッタン区内での急行運転を取り止めてキャナル・ストリート駅以北の各駅に停車することになり、Q系統N系統をBMTアストリア線まで区間延長したものになった。このため、キャナル・ストリート駅からホワイトホール・ストリート駅まで乗車する利用客はR系統を利用することになった。W系統V系統とともに2010年6月25日をもって運行中止となり、アストリア-ディトマース・ブールバード駅行き最終列車が22:50にホワイトホール・ストリート-サウス・フェリー駅を発車したことでその歴史の幕を閉じた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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