|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ニュー・ライン・シネマ(New Line Cinema)は、アメリカ合衆国(ハリウッド)の映画会社のひとつ。 == 来歴 == 1967年創業。当時20代のロバート・シェイがニューヨークに設立した映画配給。マーケティング、ホームビデオなど様々な部門を持つが、インデペンデント映画製作のためのプロダクションの製作部門も持っている。以前この部門はファイン・ライン・フューチャーズという名で広く知られていたが、2005年にHBOフィルムと共同の合弁事業として新しくピクチャーハウスが創立された。 1974年には千葉真一主演の日本映画『激突! 殺人拳』を「ブルース・リー以上だ。素晴らしい」と評して興行権を買い取り、同年11月12日から『''The Street Fighter'' 』というタイトルに、千葉を「Sonny Chiba (サニー千葉)」とネーミングして、セントルイス・アトランタ・ニューオーリンズ・ワシントンD.Cなど、主にアメリカ合衆国中南部の都市18館で封切公開した〔「本家ブルース・リーをしのぐ千葉真一」 報知新聞、1974年12月27日付朝刊。〕。いざ封切りされるや、同時期に上映されていたパニック映画『エアポート'75』、『オデッサ・ファイル』、ミュージカル映画『星の王子さま』などの大作を押さえ、3週間でベスト5に躍り出て、千葉の代表作の一つとなった〔〔Variety、1974年12月18日付。〕。そして『''The Street Fighter'' 』は、アメリカ合衆国で最も権威のある総合情報週刊誌『Variety』が、日本映画を初めて掲載した作品にもなった〔〔。この成功により1975年1月下旬からは、ブロードウェイ (ニューヨーク) のRKO劇場やマンハッタンでも上映された〔。過去の日本映画で、比較的入ったといわれる『砂の女』や、ニューヨーク・タイムズなどの批評欄をにぎわした黒澤明作品でさえ、アートシアター系で上映された程度であった〔。 1994年にテッド・ターナー率いるターナー・ブロードキャスティング・システム(TBS, Inc.)に買収され、1996年にはタイム・ワーナーの傘下となった。 米国外では自前の配給会社を持っていないため、日本での配給元やビデオ・DVDの発売元は作品によってまちまちである。例えば近年の代表的作品「ロード・オブ・ザ・リング」三部作は角川映画・松竹が共同配給した。その後、ワーナー・ブラザースへの吸収により、多くの新作作品がワーナー配給で公開されるようになり、一部旧作のDVD・Blu-ray Discもワーナーから発売されるようになった。次世代DVDに関してはワーナー同様HD DVD陣営に属していたが、2005年にBlu-ray Discへの参入を表明した。その後2008年1月ワーナーとともにBlu-ray Discへの一本化を決定した。 2008年2月28日、ワーナー・ブラザースに吸収されることがタイム・ワーナーから発表された〔ニューライン・シネマ、40年の歴史に幕 〕。同じくニューラインの子会社で低予算映画専門配給会社ピクチャーハウス社もワーナー・インデペンデント・ピクチャーズ社に吸収された。創業者のロバート・シェイ会長、そしてパートナーのマイケル・リン社長の両名は同社を辞任。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニュー・ライン・シネマ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 New Line Cinema 」があります。 スポンサード リンク
|