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ニョルズ〔谷口幸男訳『エッダ 古代北欧歌謡集』(1974年。1973年初版)、菅原邦城「エッダ神話小事典」『ユリイカ Vol12(3)』(1980年)など。〕(古ノルド語:' ニョルズル〔伊藤盡「北欧神話の神々事典」『ユリイカ Vol39(12)』2007年。〕とも)は、北欧神話に登場する神である。ヴァン神族の神であったが、のちに人質としてアース神族に移った。現代英語化された表記 ''Njord'' よりニヨルド〔山室静、米原まり子訳『北欧神話物語』(1992年。1983年初版)など。〕、文字コードの制約による別表記 ''Njörð'' よりニエルドとも。 タキトゥスの『ゲルマニア』に記述がある大地の女神ネルトゥス(Nerthus)と深い関連があると考えられている。 ニョルズル〔伊藤盡「北欧神話の神々事典」『ユリイカ Vol39(12)』2007年。〕とも)は、北欧神話に登場する神である。ヴァン神族の神であったが、のちに人質としてアース神族に移った。現代英語化された表記 ''Njord'' よりニヨルド〔山室静、米原まり子訳『北欧神話物語』(1992年。1983年初版)など。〕、文字コードの制約による別表記 ''Njörð'' よりニエルドとも。 タキトゥスの『ゲルマニア』に記述がある大地の女神ネルトゥス(Nerthus)と深い関連があると考えられている。 == 関係者 == 息子はフレイ、娘はフレイヤ。妻は後述のスカジともされている。 また、フレイとフレイヤはスカジとの間の子〔『エッダ 古代北欧歌謡集』67頁、『スキールニルの旅』に登場するスカジの解説では、彼女はフレイの母親だと説明されている。しかし『エッダ/グレティルのサガ』(松谷健二訳、筑摩書房、1986年)32頁での同じ箇所の説明では、ニエルド(ニョルズ)の妻であるがフレイの母ではないとされている。〕ともいわれているが、『古エッダ』の『ロキの口論』第36節では、2人はニョルズの妹との間の子だとされている(ヴァン神族では近親婚は当然のように行われているため)。後者の場合、人質としてアース神族のところへ来る際に、妹を離縁し、ヴァン神族の元へ置いてきたと考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニョルズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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