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ニロチニブ
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ニロチニブ
ニロチニブ (Nilotinib、商品名:タシグナ、開発コード:AMN107)は、分子標的治療薬のチロシンキナーゼ阻害薬の一つであり、塩酸塩一水和物がイマチニブ耐性の慢性骨髄性白血病の治療に用いられる。 ==効能・効果==
ニロチニブが承認されたのは、米国FDAで2007年10月29日、欧州EMAで2009年9月29日、英国で2007年11月19日、豪州で2008年1月17日、日本厚生労働省で2009年1月21日であった。欧米での効能・効果はフィラデルフィア染色体陽性(Ph+)の慢性骨髄性白血病である。日本での効能・効果は「慢性期又は移行期の慢性骨髄性白血病」である。 2006年6月、第I相臨床試験が実施され、ニロチニブの忍容性と、標準治療薬であるイマチニブ耐性慢性骨髄性白血病への有効性が確認された。当該試験では5ヶ月のニロチニブ投与により、イマチニブ抵抗性を示す患者の92%で白血球数が正常化した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニロチニブ」の詳細全文を読む
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