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『ニンギョウがニンギョウ』は西尾維新による小説。『メフィスト』(講談社)2004年9月号、2005年1月号・5月号に掲載され、書き下ろしを加えて単行本が講談社ノベルス(講談社)より刊行された。「私」と23人の妹と、1人の姉の物語。講談社ノベルス史上初の箱入り仕様で発売された。 西尾の作品の中でも一際異彩を放つ作品で、抽象的なセンテンスを淡々と綴っている〔『ダ・ヴィンチ』2011年4月号、23頁。〕。本人曰く「わかりやすさ」を追求する方向にあった「戯言シリーズ」に対し、「わかりにくさ」を追求した作品〔『ザレゴトディクショナル』238頁。〕。 == あらすじ == === ニンギョウのタマシイ === 4度目の死を迎えた十七番目の妹のため、「私」は映画を見に行くことにした。映画館へ行く途中、「私」は熊の少女と出会う。彼女は携帯電話を持たない「私」のために携帯電話を持ってきてくれたのだった。電話の相手は十七番目の妹だった。妹の謝罪を聴いた「私」は再び映画館への道を歩き始める。その途中で今度は山小屋を見つけ、そこでまだ見ぬ二十一番目・二十二番目・二十三番目の妹のうち、二十一番目と二十三番目の妹が数分前まで暮らしていたことを知る。入れ違いとなってしまったことに落胆する「私」だったが、2人の健在を確認できたことをよしとし、映画館へ向かう。 映画館でチケットを買うと同時に荒縄も渡された。何に使うのかと戸惑う「私」だったが、再会した熊の少女に天井から足首を釣り逆さまに映画を鑑賞するためのものだと教えられる。映画を鑑賞し終えた「私」は熊の少女と再会の約束をし、映画館を後にした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニンギョウがニンギョウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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