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『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(しゅりけんせんたいニンニンジャー)は、2015年(平成27年)2月22日から2016年(平成28年)2月7日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に放送された特撮テレビドラマのタイトル、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。 キャッチコピーは「忍びなれども忍ばない!」「忍ぶどころか、暴れるぜ!」〔【あと5日!】アカニンジャー/伊賀崎天晴 役の西川俊介さん... 番組公式Twitter 2015年2月17日、同18日閲覧。〕〔入口横のショーケースがニンニンジャー仕様に!... 東映ヒーローワールド公式Twitter 2015年2月15日、同18日閲覧。〕。 == 概要 == === 制作 === スーパー戦隊シリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)から生誕40周年を迎えた節目の作品であり、『忍者戦隊カクレンジャー』(1994年)、『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002年)に続いて3作目の忍者をモチーフとした戦隊である〔スーパー戦隊生誕40周年、新ヒーローは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 オリコン 2014年12月26日。〕。ニンニンジャーのメンバーはシリーズ初となるいとこ同士で構成され、代々忍術を継承している家族3世代のドラマが描かれる〔。 「開き直り」「テコ入れ」の強調に重点を図っており、娯楽要素中心の作品を目指すと制作発表会見でプロデューサー陣は語っている。『忍びなれども忍ばない!』というキャッチフレーズも明るく楽しい作品を目指したことから付けられた。また「王道のふりをした王道外し」というコンセプトも掲げられており、各話のストーリーではシリーズの定番要素を用いず、前作『烈車戦隊トッキュウジャー』との差別化から初期メンバーの回想や子供時代の描写を避けている。 メインライターの下山健人は、後から出たアイデアが伏線に縛られて使えない事を防ぐため「わかりやすい伏線を張らない」という方針を掲げ、序盤より伏線めいた描写は用意されていたが幾通りか選択できるようなものとし、物語の進行や製作状況などにあわせ決定していった〔。反対に、想定外の要素が伏線になることも多かったという〔。 各ヒーローの呼称は、1作目『ゴレンジャー』以来となる「アカ」「アオ」などの日本語の色名が採用された〔。また、黄色の男性戦士は『魔法戦隊マジレンジャー』(2005年)以来10年ぶり、ヒロイン2名の色が白と桃なのは『電撃戦隊チェンジマン』(1985年)以来30年ぶりとなる〔。 企画当初は企業タイアップによる子供の夢の職業をモチーフとした戦隊が検討され、その中で忍者と職業をモチーフとする案などが挙がっていたが、職業モチーフは実現が難しいことから忍者のみがモチーフに選ばれた〔。また、メインライターの下山健人が検討案として挙げた「先祖代々」という要素を身近に感じられるように「三世代」と設定し、メンバー構成もシリーズ初となるいとこ同士となった〔。当初は5人全員がいとこという設定で検討されていたが、「兄弟がいても良いのではないか」という案が出てアカとシロが兄妹として設定された〔。伊賀崎姓は、戦国時代に実在した忍者伊賀崎道順に由来する〔。 作品全体の雰囲気としてハリウッド映画に登場するような「トンデモ忍者」が意識されており〔、特にアオニンジャー、スターニンジャーの設定はそれぞれ魔法やドラゴン、ウエスタンなど和風とは異なるイメージが盛り込まれている〔。 ヒーロー側のメカに関しては、『地球戦隊ファイブマン』(1990年)以降シリーズの特撮監督を担当する佛田洋のアイデアにより、これまでのスーパー戦隊シリーズでメインモチーフとなっていた要素を盛り込んだものとなっている〔〔。また「武道」「カワイイ」「技術力」「良いものは何でも取り入れる日本文化の長所」など「クール・ジャパン」と言う裏テーマも込められている〔〔。 敵側の牙鬼軍団は妖怪をモチーフとしている〔。『カクレンジャー』との重複やゲーム『妖怪ウォッチ』の人気もあったことから、当初はこれらをモチーフとした敵は避ける方向で考えられていたが、子供たちに妖怪の知識が広まっていることがプラスの要素になると考えられ、妖怪がモチーフに採用された〔。また、妖怪を誕生させる封印の手裏剣の数は煩悩の数にあわせて108枚の案が出ていたが、数が多いことや同時期に放送されていた『仮面ライダードライブ』の怪人・ロイミュードの数と同じであることなどから48枚に変更された〔。なお、伊賀崎姓の由来となっている伊賀崎道順には48人の部下がいたとされるが、メインライターの下山健人は偶然の一致であったと述べている〔。 当初は2月15日放送開始予定であったが〔、前作『烈車戦隊トッキュウジャー』の放送がISILによる日本人拘束事件に関するANN報道特別番組で一週順延になった影響もあり、偶然この年から始まった「2月22日(ニン・ニン・ニン)は忍者の日」〔忍者の日について(忍者の日実行委員会) 〕に合わせる形で本作品の放送開始も一週順延。これに伴い順延決定後に流れた本作品の新番組告知でも、この記念日のフレーズが使われている。この余波を受け、シリーズ第1作「ゴレンジャー」の放送開始日にあたる4月5日に放送される予定だった〔西川俊介、忍者がモチーフの新戦隊「海外の方も楽しんでもらえる」『手裏剣戦隊ニンニンジャー』会見レポート テレビドガッチ 2015年1月24日、同5月7日閲覧。〕戦隊シリーズ40周年記念エピソードも、結果的に番組制作側が「よい忍者の日」と語呂を合わせる形で4月12日に順延となった〔手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの7 春のニンジャ祭り! | 東映[テレビ] 2015年4月5日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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