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ニージュニイ・タギール : ミニ英和和英辞書
ニージュニイ・タギール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ニージュニイ・タギール ( リダイレクト:ニジニ・タギル ) : ウィキペディア日本語版
ニジニ・タギル[ちょうおん]

ニジニ・タギル(ニージュニイ・タギール、;Nizhny Tagil)はロシア連邦スヴェルドロフスク州にある鉱工業都市で、鉄鉱山や製鉄、戦車製造で知られる。人口は390,498人(2002年国勢調査1989年国勢調査では439,521人)。ウラル山脈の東斜面に位置し、標高は200m。山脈の分水界に沿って走るヨーロッパアジアの境界線上からは25kmほど東にあり、ロシアのアジア側に属する。
== 地理 ==

ニジニ・タギル市の面積は4,106平方kmである。2008年4月1日に周囲の町村を合併するまでの旧市域面積は298平方kmであり、南北に22km、東西に21kmにわたって広がり、川や湖などの水面が市の面積の三分の一を占めていた。
ニジニ・タギルの気候は大陸性気候であり、冬は厳しく夏は短い。年平均気温はマイナス0.3度で、夏の最高気温は37度にもなる一方、冬はマイナス49度まで下がったことがある。旧市域の標高は海抜170mから380mと比較的低く、現在の市域にあるウラル山脈の分水界も平均標高は400mから500mで、700mを超える山頂はわずかしかない。いくつかの山は険しい岩の峰になっており、ウラル山脈中部でも独特の景観をなしている。市の東部は平坦で、次第に西シベリア低地へと変遷してゆく。地質学的構造は複雑であるため非常に多くの種類の鉱物が採取される。この周囲の鉱床からは63種類もの元素が含まれている。市域の西部は鉱山と森林が多く、東部は森林と牧草地が多い。
この地方には大きな河川はない。主な川はタギル川で、多数の支流を集めながら北東へ流れ、トゥラ川に合流し、最終的にはオビ川へと注いでいる。
市街地はかつての火山であるリシャー山の周りに広がり、この山が街のシンボルになっており頂上には展望台が建つ。その他、市の北側にはメドヴェド=カメニ山があり、切り立った岩の崖がタギル川に面して立つ。市街地は三区に分かれており、市の中心とニジネタギリスキー湖はレニンスキー区にある。タギルストロエフスキー区は市の北にあり、ジェルジンスキー区は市の東側のアパートや住宅の地区となる。市内の面積の多くを重工業などの工場が占めている。
鉄道と高速道路が四方へと伸びている。州都エカテリンブルクは130km南にあり、セロフとプリオビエは北に、ペルミは西に、アラパエフスクヴェルフニャヤ・サルダは東に位置する。市街地の北東17kmの位置にサルカ空港がある。この空港は1994年まで空軍基地であったが、現在は民間空港になっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ニジニ・タギル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nizhny Tagil 」があります。




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