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ニールス・ユール級コルベット(, )はデンマーク海軍が運用していたコルベットの艦級。 ペナント・ナンバーではフリゲートを表す「F」の艦種記号を与えられており、文献によっては''フリゲート''に分類されることもある。3隻が建造され、デンマーク海軍で最有力の戦闘艦として活躍してきたが、2009年にまとめて退役した。 == 概要 == 本級の設計はイギリス・ヤーロウ・シップビルダーズ社によって行なわれた。1975年12月5日、デンマーク海軍は3隻を発注し、建造はオールボー造船所が担当することとなった。これらは、1977年10月から1979年12月にかけて3隻が起工され、1978年より順次に進水、1980年から1982年にかけて運用を開始した。 本級は、1990年代半ばより近代化改修を受け、この際にスタンダード・フレックス・コンセプトの適用を受けた。これは各種の装備をモジュール化して搭載することによってその柔軟性を高めようというものであるこのコンセプトを適用されたものとしてはフリーヴェフィスケン級哨戒艇が有名で、同級においてはコンテナを積み替えることで容易に任務の切り替えを実現することを目的としていたが、本級の場合は、頻繁な装備変更よりは、装備の整備や更新を容易ならしめることを目標としていた。近代化改修の内容は下記のとおりである。 * シースパロー発射機の換装:Mk.29 8連装発射機からMk.48 VLSへ。 * 対空レーダーの換装:AWS-5からTRS-3Dへ。 * 戦術情報処理装置の換装:DataSAAB CEPLOからSF-300へ。 なお、このシースパロー発射機の換装に際しては、スタンフレックス・コンテナごと換装することで作業が大幅に短縮できたと言われている。 大きいとは言えない艦級ながら、長らくデンマーク海軍最有力の水上打撃力を持つ艦であり、NATOの演習にも積極的に参加してきた。アイヴァー・ヒュイトフェルト級フリゲートによる置き換えが計画されており、同級の就役までは維持されると見られていたが、2009年8月18日、3隻そろって退役となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニールス・ユール級コルベット」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Niels Juel-class corvette 」があります。 スポンサード リンク
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