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ヌエル族[ぬえるぞく] ヌエル族またはヌアー族(Nuer)は、南スーダンのナイル川支流バハル・アルガザル川、およびソバト川近辺に居住する民族の総称。自らについてはナース(Naath)と称する。1960年代の調査では人口約30万であるが、この数値は言語的に近しいディンカ族の一部を含有している。 ==歴史==
第二次スーダン内戦時(1983年〜2005年)に、ヌエル族、ディンカ族など約二百五十万人の南部住人が殺され、数百万人が居住地を追われた。ヌエルとディンカの子どもたち約二万人は、その内戦で居住地を追われて孤児となり、スーダンのロストボーイズと呼ばれる集団避難民となった。数は少ないがロストガールズもいる。
2013年12月、南スーダンクーデター未遂事件 (2013年)が発生。武力衝突を通じ、ディンカ族との間で住民を殺害するなどの抗争が生じた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヌエル族」の詳細全文を読む
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