翻訳と辞書
Words near each other
・ ヌクレオシドオキシダーゼ
・ ヌクレオシドオキシダーゼ (H2O2形成)
・ ヌクレオシドキナーゼ
・ ヌクレオシドジホスファターゼ
・ ヌクレオシドホスホリラーゼ
・ ヌクレオシドー5′-三リン酸
・ ヌクレオシド三リン酸
・ ヌクレオシド抗生物質
・ ヌクレオシド輸送
・ ヌクレオソーム
ヌクレオタイド
・ ヌクレオチダーゼ
・ ヌクレオチド
・ ヌクレオチド塩基
・ ヌクレオチド対
・ ヌクレオチド糖
・ ヌクレオチド組成
・ ヌクレオチド配列
・ ヌクレオチド除去修復
・ ヌクレオデスマ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヌクレオタイド ( リダイレクト:ヌクレオチド ) : ウィキペディア日本語版
ヌクレオチド
ヌクレオチド (nucleotide) とは、ヌクレオシドリン酸基が結合した物質である。語源は“nucleo(核の)tide(結ばれた)”と言う意味であり、これをローマ字読みしたものである。英語では「ニュークリオタイド」と発音する。ヌクレオシドは五単糖の1位にプリン塩基またはピリミジン塩基グリコシド結合したもの。DNARNAを構成する単位でもある。
ヌクレオチドが鎖のように連なりポリヌクレオチドになる。またアデノシン三リン酸はリン酸供与体としても機能し、加えてセカンドメッセンジャーの機能を持つcAMPなども知られる。遺伝暗号コドンでは、ヌクレオチド3個でアミノ酸一つをコードしている。
== 命名法 ==

ヌクレオチドの名称は4文字の略号で表される。1文字目はの種類がリボヌクレオチド(r。省略する場合もある)かデオキシリボヌクレオチド (d) かを示す。2文字目は次の塩基の種類を示す。
: A: アデニン
: C: シトシン
: G: グアニン
: T: チミン(通常RNAには現れない)
: U: ウラシル(通常DNAには現れない)
すなわち、最初の2文字でヌクレオシドの種類が決まる。
3文字目は結合するリン酸基の数 (mono 1、di 2、tri 3) を、4文字目はリン酸塩 (P) であることを示す。
例えば、デオキシシチジン三リン酸 (deoxycytidine triphosphate) はdCTPと略される。また、4種類のデオキシリボヌクレオチド三リン酸 (dATP, dCTP, dGTP, dTTP) を混合したものはdNTPと表記する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヌクレオチド」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nucleotide 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.