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ヌサオニグモ : ウィキペディア日本語版
ヌサオニグモ

ヌサオニグモ ''Araneus ejusmodi'' は、小柄なオニグモ類の一つで、コガネグモ科オニグモ属に含まれる。野外で普通に見られる種で、背中に黄色の斑紋列があるのが特徴。
== 特徴 ==
形は小柄なオニグモの典型に近く、小さめの頭胸部と丸い腹部を持つ。体長は雌で6.5-9mm、雄で4.5-5.5mm。
頭胸部は黒褐色で、東部は丸っこい。歩脚は黄色みを帯び、節ごとに末端部が黒くなっている。腹部は短い楕円形で、肩の突起などはない。腹部背面は黒の地色に白または黄色の帯状の斑紋がある。この斑紋は個体変異があるが、正中線上と腹部側端に沿って両側に一対があり、いずれもその縁が大きく荒い鋸歯状になっているため、おおよそ方形か菱形の斑紋が対角線上の頂点でつながっているようにも見える。
名前は腹部の斑紋を注連飾りに付ける(ぬさ)に見立てたものである〔新海(2006)p.194〕。湯原の『蜘蛛の研究』ではヌサグモの名で収録されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヌサオニグモ」の詳細全文を読む




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