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ヌタレ5世 ( リダイレクト:ンタレ5世 ) : ウィキペディア日本語版 | ンタレ5世[んたれ5せい]
ンタレ5世(、1947年12月2日 - 1972年4月29日)は、ブルンジ王国の国王。ツチ人。王位につくまではシャルル・ンディゼイェ()王子として知られていた。1966年7月から11月までブルンジ国王の座についていたが、クーデターによってその地位を追われブルンジ最後の国王となった。 == 生涯 == スイスのル・ロゼに留学し教育を受けた。1966年7月の反乱によって父王ムワンブツァ4世が退位した後を受けて19歳で摂政となり、同年即位した〔片山正人『現代アフリカ・クーデター全史』叢文社 2005年 p160 ISBN4-7947-0523-9C3022〕。 しかし、政治の実権はミシェル・ミコンベロ首相によって握られ、ンタレ5世には名目的な権力しか残っていなかった。さらに同年11月28日、ミコンベロはクーデターを起こして王制を廃止し、ンタレ5世は西ドイツへと亡命した。 1972年4月、ンタレ5世はブルンジへと帰国したが、すぐにミコンベロによってギテガの自宅へと軟禁された。さらに、ンタレ5世の帰還と時を同じくしてフツ族の大規模な反乱が始まり、その混乱の中でンタレ5世は殺害された〔片山正人『現代アフリカ・クーデター全史』叢文社 2005年 p277 ISBN4-7947-0523-9C3022〕。この反乱はミコンベロの手によって鎮圧され、約15万人が虐殺された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ンタレ5世」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ntare V of Burundi 」があります。
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