翻訳と辞書
Words near each other
・ ネアゴー
・ ネアズ海峡
・ ネアダネル
・ ネアックルン橋
・ ネアポリス
・ ネアムツ県
・ ネアルコ
・ ネアルコス
・ ネアルコ系
・ ネアンデルタール
ネアンデルタール人
・ ネアンデルタール博物館
・ ネアンデル谷
・ ネア・サラミスFC
・ ネア・サラミス・ファマグスタFC
・ ネア・モニ修道院
・ ネイ
・ ネイアド
・ ネイアフ
・ ネイエドリー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ネアンデルタール人 : ミニ英和和英辞書
ネアンデルタール人[ねあんでるたーるじん]
(n) Neanderthal man
===========================
ネアンデルタール人 : [ねあんでるたーるじん]
 (n) Neanderthal man
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
ネアンデルタール人 : ウィキペディア日本語版
ネアンデルタール人[ねあんでるたーるじん]

ネアンデルタール人(ネアンデルタールじん、ホモ・ネアンデルターレンシス、)は、約35万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したヒト属の一種である。シベリアアルタイ地方で発見されたデニソワ人はネアンデルタール人の兄弟である可能性が高い。なお、インドネシアフローレス島で発見されたフローレス人ホモ・エレクトスである可能性が高い。
ネアンデルタール人をホモ・サピエンスの一亜種であるホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシス () と分類する場合もある〔『アナザー人類興亡史』, 226頁〕。この場合ネアンデルタール人と現世人類との分岐直前(約47万年前)の共通祖先もまたホモ・サピエンスということになる。本項ではいずれの学名でも通用する「ネアンデルタール人」を用いる。
かつて、ネアンデルタール人をホモ・サピエンスの祖先とする説があった。しかし、遺骨化石)から得られたミトコンドリアDNAの解析結果に基づき、現在ではネアンデルタール人は我々の直系先祖ではなく別系統の人類であるとする見方が有力である。両者の遺伝子差異は他の動物種ならば当然別種と認定されるレベルであり、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは混血できなかったとする考え方が有力であった。しかし、2010年5月7日のサイエンスに、われわれホモ・サピエンスのゲノムにネアンデルタール人の遺伝子が数%混入しているとの説が発表された〔 〕。
== 概要 ==

ネアンデルタール人は、ヨーロッパを中心に西アジアから中央アジアにまで分布しており、旧石器時代石器の作製技術を有し、を積極的に使用していた。
なおネアンデルタール人は過去に「旧人」と呼称されていたが、ネアンデルタール人が「ホモ・サピエンスの先祖ではない」ことが明らかとなって以降は、この語は使われることが少ない。
現生人類であるホモ・サピエンス誕生は約25万年前であるが、ホモ・サピエンスの直接の祖先のうち、25万年前以上前に活動・生息していた人類祖先も旧人段階にあったと考えられるため、ネアンデルタール人だけが「旧人」に該当するわけではない。ホモ・ヘルメイホモ・ローデシエンシス、そしてホモ・サピエンス・イダルトゥ発生以前の古代型サピエンスも旧人段階に該当する人類であると考えられる。また、上記の通りネアンデルタール人は広い地域に分布して多数の化石が発見されており、それらは発見地名を冠した名称で呼ばれる。例として、ラ・シャペル・オ・サン人(La Chapelle-aux-Saints、以後は「ラ・シャペローサン人」とする)、スピー人、アムッド人などが挙げられる。
本稿では、以後それらの人類の総称として「ネアンデルタール人類」の用語を用いる。ネアンデルタール人から最も拡張した学術用語として旧人段階の人類全てをネアンデルターロイドと呼ぶこともあり、ホモ・ローデシエンシスまでをも含むこともある(世界大百科事典 )が、命名の経緯はどうであれ実質は進化段階を示す用語であり、ネアンデルターロイドは生物学的単一種を意味しない。本項ではネアンデルタール人類について記述する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ネアンデルタール人」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.