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ネウストラシムイ級フリゲート(11540型艦、ヤストレブ(Ястреб)型警備艦)は、ロシア海軍のフリゲート。対潜任務を重視してはいるが、その他の任務にも対応できる汎用艦である。 == 概要 == 本級は、ロシア海軍においてはプロジェクト11540「ヤストレブ」(Ястреб)型、西側式(一番艦から級名を決める方式)ではネウストラシムイ級と呼ばれ、艦種類別は「Сторожевой Корабль」(警備艦)、西側ではフリゲートと種別する。ただし、ロシアのメディアにおいては、本級を指して「フリゲート型警備艦」という表現が用いられる事も有る。 本級は、旧ソ連海軍時代の1970年代初頭から建造が進められてきた対潜任務艦の系譜に属しており、1970年代に大量建造された1135型警備艦 (クリヴァク級フリゲート) の後継という位置付けになるが、設計面ではむしろ、先行する、より大型の1155型大型対潜艦(ウダロイ級駆逐艦)の縮小版というべきものとなっている。ちなみに、1155号計画は当初、1135型をベースとして本級と同サイズで計画され、求められる任務の増加などに伴って大型化していった経緯があり、本級の設計はこれを先祖帰りさせたものともいうことができる。 本級は、その名称からも分かるとおり、第一義的には対潜艦であることから、極めて強力な対潜兵装を備えているほか、防空システムも、個艦防空用としては最上級の装備を備えている。専用の対水上打撃力を備えていないことが弱点として指摘されるが、長射程の対潜ミサイルが対水上攻撃能力を有することから、最低限の対水上打撃力は有すると言え、また、SS-N-25対艦ミサイルを後日装備する余地が確保されている。 このように優秀な設計であるが、整備計画中にソ連邦が崩壊したことから、当初計画の大量配備は実現せず、1番艦が1993年に就役したのみで、2, 3番艦は建造が中断され、4番艦以降の建造は白紙撤回された。しかし、1番艦の運用実績が極めて優良であることから、ロシア海軍は2番艦の建造を再開し、2009年に就役させた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネウストラシムイ級フリゲート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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