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ネオジム磁石(ネオジムじしゃく、)とは、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つ。永久磁石のうちでは最も強力とされている。1984年にアメリカのゼネラルモーターズ及び日本の住友特殊金属(現、日立金属)の佐川眞人(en)らによって発明された。主相はNd2Fe14B。 「ネオジウム磁石」と呼ばれることもあるが、これらは同一のものであり、異論はあるが本邦では「ネオジム磁石」が正しい呼称とされている(ネオジム項目の呼称の段を参照)。 == 特徴 == * 磁束密度が高く、非常に強い磁力を持つ。 * 機械的に壊れやすいほか、磁力の温度変化が大きい。 * 加熱すると熱減磁を生じやすい。ジスプロシウムを添加すると、保磁力が向上する。1%のジスプロシウムの添加で熱減磁が15℃改善するといわれている。 * 錆びやすいためニッケルでめっきされていることが多い。 * キュリー温度は約310度。 * 磁気の強さにはN24からN54まで等級付けがされる。Nの後の数字は磁気の強さを表すが、理論上はN64まで可能であるとされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネオジム磁石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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