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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
月野 うさぎ(つきの うさぎ)は、武内直子作の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物で、同作品の主人公。 テレビアニメ版と新作アニメ版『Crystal』での声優は三石琴乃〔テレビアニメ第44話〜50話では三石が卵巣嚢腫で入院したため、代役として荒木香恵が声を担当した。後に荒木はちびうさ / セーラーちびムーン役を担当した。〕。実写版は沢井美優が演じ、ミュージカル版は、バンダイ制作版では初代:大山アンザ、二代目:原史奈、三代目:神戸みゆき、四代目:黒木マリナ、ネルケプランニング制作版では大久保聡美がそれぞれ演じた。また、2015年10月20日から放映されるソフトバンクのCMでは、小泉今日子が大人になった月野うさぎを演じた〔小泉今日子、大人セーラームーンに (朝日新聞&Woman 2015年10月8日)〕 。 名前の由来は月の兎から。英語名(北米版)はSerena Tsukino(セレナ・ツキノ)。 原作・アニメともに第1話(原作の表記はAct.1)から最終話まで登場。『コードネームはセーラーV』にもカメオ登場している。 == 人物 == 本作品の主人公で、セーラームーンに変身する。港区麻布十番に住む。家族構成は両親と弟(家族の詳細は「主人公の家族」を参照)。身長を超える金髪をお団子(シニヨン)付きツインテールにセットしていることから、地場衛からは当初「お団子頭」(最初は「たんこぶ頭」)とも呼ばれていた〔恋人となってからは「うさこ」、「うさ」(テレビアニメ版第1期〜第2期魔界樹編、実写版では「うさぎ」)と呼ばれる。〕〔天王はるか、星野光からも「お団子頭」と呼ばれている。〕。また原作と新作アニメCrystalではもみあげがあるが、テレビアニメ版では無いなど細かな差異も見られる。 原作第2期までは十番中学校2年生だった〔第1期と第2期で1年経過しているはずだが、進級していない。第13話で母・育子の「うさぎももうすぐ中三だもんね」という言葉があり、また、第18話ではうさぎの言葉に「去年の春に衛に会い、夏に衛の部屋に初めて訪ねた」とある。新作アニメCrystalではその発言は割愛されている。〕が、その後第3期において3年生に進級。第4期と第5期では十番高校に進学し、高校1年生となった。テレビアニメ版では『R』までは十番中学校2年生で、『S』と『SuperS』において3年生、『セーラースターズ』で十番高校へ進学した。 明るく天真爛漫な性格の少女。ドジで泣き虫さんでお調子者でもあり、遅刻と朝寝坊は日常茶飯事で、学校の成績もかなり悪い。しかも、廊下に立たされながらも早弁しようとする図々しい一面もある。そのうえテストはいつも赤点ばかりで、そのたびに母に家から閉め出されている。テレビアニメ版はそれらの性格が強調されているため、原作に比べて幼い雰囲気に描写されている。また、戦士の中では一番のムードメーカーでほかの戦士からツッコミやボケを入れられることが多々ある。実写版では明るく天真爛漫な部分は共通しているが、泣き虫ではなく前向きで惚れっぽくないなど、原作やアニメと比べて若干落ち着いた性格になっている。衛に婚約者がいることを知りながらも好きな気持ちには嘘をつきたくない、という健気さも持つ。 衛と出会った当初は彼のことを快く思っていなかったが、第1期中盤で恋仲となる。実は前世でも恋人同士だったのだが、二人は前世の記憶が戻るまでそのことを知らなかった。原作と実写版のラストでは衛と結婚している。惚れっぽいところもあり、正体を知る前のタキシード仮面やゲームセンターで働く古幡元基などに見惚れていた。一方その人柄から彼女に惹かれる人物も多く、前世ではプリンス・エンディミオン(地場衛の前世の姿)、月野うさぎとしては星野光を始め、テレビアニメでは海野ぐりおや銀河星十郎ことエイル、未来ではプリンス・デマンドに想いを寄せられていた。 心根が優しく、周囲の外聞などで先入観を持たず、誰とでも心を許してしまう寛容な心を持っているため、友達も多い。テレビアニメ版では海野ぐりおから「友達づくりの天才」と評されている。前世由来の浮世離れした力を持っていることで、周囲から敬遠されがちだった内部戦士らもその優しさに支えられており、特に劇場版Rではその点がより詳しく描写されている。単に優しいだけではなく物怖じしないところもあり、テレビアニメ『S』ではミストレス9に体を乗っ取られた土萠ほたるをあくまで倒さず、最終的にファラオ90とともに滅びようとした彼女を最後の力を振り絞り決死の思いで救ったが、それが地球を滅ぼしかけたともウラヌスとネプチューンに指摘され、プリンセスとして認めないと戦いを挑まれ戦ったこともあった。原作でも、第3期で捨て身の覚悟で巨大化したファラオ90に聖杯と「幻の銀水晶」の力で特攻を試みたほか、第5期ではカオスを包み込もうとするなどしている。 原作と新作アニメCrystalでは1度も死亡していないが、テレビアニメ版では第46話でクイン・ベリルを倒す際、銀水晶の真の力を解放したことで死亡している。その後「普通の生活に戻りたい」という願いを銀水晶が叶えたことで、ダーク・キングダムとの最終決戦の1年前に遡る形で転生・復活している。 === 前世 === 前世は月の王国シルバー・ミレニアムの王女プリンセス・セレニティ。地球国の王子・エンディミオン(衛の前世)と恋仲だったが、実は月の人間と地球の人間の恋は掟によって禁じられたものであり、後にベリルと地球の人々がメタリアに操られて月を襲撃した際にエンディミオンと共に命を落とし、悲恋に終わった(原作とWebアニメではエンディミオンが自分をかばって命を落としたのを目の当たりにして自ら命を断つ。テレビアニメ版では2人の愛に激昂したベリルがメタリアに攻撃させて殺してしまう。実写版ではエンディミオンの死を目の当たりにした際に自身の「負の心」であるクイン・メタリアが生まれ、世界を滅ぼしてしまう)。 死後、前世の母クイーン・セレニティの「幻の銀水晶」の力によってエンディミオンや他のセーラー戦士たちと共に地球に転生し、「月野うさぎ」として生まれ変わった。 === 未来 === 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月野うさぎ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sailor Moon (character) 」があります。 スポンサード リンク
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