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ネオ・コーポラティズム : ミニ英和和英辞書
ネオ・コーポラティズム[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ネオ・コーポラティズム ( リダイレクト:コーポラティズム ) : ウィキペディア日本語版
コーポラティズム[ちょうおん]

コーポラティズム(、)とは、政治経済分野における共同体の概念の1つで、国家や社会などの集団の、有機体的な関連性と相互の協調を重視する〔Wiarda, 1996, p. 27.〕〔Clarke, 2001, p. 113.〕。
コーポラティズムの概念は19世紀ヨーロッパで、当時の個人主義的自由主義による個人主義的な社会観に反対する形で発生し、共同体人間身体のように見做し、個人の間における有機体的で社会連帯的で機能的な特質と役割に基礎を置いた。
20世紀にはベニート・ムッソリーニなどファシストがコーポラティズムを主張し、国家組織に経営者や労働者の代表を組織し、統制経済を行った。これは「国家コーポラティズム」や「権威主義的コーポラティズム」とも呼ばれる。
また第二次世界大戦後は、北欧などの民主主義諸国における政府利益集団のパートナーシップに基づく政策立案・政策運営・利害調整もコーポラティズムと呼ばれる。これは「ネオ・コーポラティズム」(新コーポラティズム)や「社会コーポラティズム」、「民主的コーポラティズム」、「社会民主主義的コーポラティズム」などとも呼ばれる。
== 用語 ==
「コーポラティズム」の語はラテン語の「」(身体)に由来する〔Clarke, 2001, p. 113〕。日本では時期や指す内容にも応じて、「協調主義」「協同主義」「統合主義」〔稲上他、1997年。〕〔橘川、島田、2008年。〕〔定義集 コーポラティズム・市場社会主義・社会民主主義・ヘゲモニー 〕、あるいは「協調組合主義」〔リーダーズ英和辞典(研究社)、ロイヤル英和辞典(旺文社)、ランダムハウス英和大辞典・プログレッシブ英和中辞典(小学館)〕などと訳されている。通常、第二次世界大戦前はワイマールドイツの経済会議やイタリアのファシズム国家の団体統合原理である「職能代表制」を指したが、第二次世界大戦後は政府と労働組合などの巨大な圧力団体との密接な関係を指すようになった〔加藤秀治郎「政治学の基礎」(一藝社、2002年、p138-139)〕。また「ネオ・コーポラティズム」は「新協調主義」や「新協調組合主義」〔〕とも訳されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コーポラティズム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Corporatism 」があります。




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