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ネギバクテリア : ミニ英和和英辞書
ネギバクテリア
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ネギバクテリア : ウィキペディア日本語版
ネギバクテリア

ネギバクテリアNegibacteria)とは、原核生物の系統及び分類についての仮説である。外膜を持つ原核生物と定義され〔ただし、クロロフレクサス門は外膜を持たない〕、1997年キャバリエ=スミスが提唱した〔Thomas Cavalier-Smith, 1998. A revised six-kingdom system of life. Biol. Rev. 73: 203-266.〕。亜界の階級が与えられているが、現在の合意体系では認められていない。
真核生物の起源を説明するネオムラ説に基づく修正六界説において、ウニバクテリア原核生物を2分する。プロテオバクテリア門藍色細菌門バクテロイデス門などのグラム陰性菌のほとんどがここに含まれる〔Cavalier-Smith T (2002). “The neomuran origin of archaebacteria, the negibacterial root of the universal tree and bacterial megaclassification”. Int J Syst Evol Microbiol 52 (Pt 1): 7–76.〕。ネオムラ説は多くの研究者に支持されていないが、非常に有名であり、一般書籍でも時折取り上げられることがある〔井上勲 『藻類30億年の自然史(第2版) - 藻類から見る生物進化・地球・環境』 東海大学出版会、2007年。ISBN 978-4-486-01777-6。〕。ネオムラ説以外でもグラム陰性菌に対してネギバクテリアという分類名を使用することがあるが、含まれる生物は異なる場合がある。
== 特徴 ==
最大の特徴は外膜を持つことである。また、グラム陰性に染色されることも特徴である。ただし、デイノコックス・テルムス門クロロフレクサス門の一部は外膜を欠損しているもの、グラム陽性に染色されるものがいくらか含まれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ネギバクテリア」の詳細全文を読む




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