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ネコアシコンブ属(学名: Ruprecht〔吉田忠生・吉永一男 (2010) 日本産海藻目録(2010年改訂版), 藻類 Jpn.J.Phycol. (Sorui) 58:69-122, 2010 2013年5月17日閲覧。〕)は褐藻綱、コンブ目、コンブ科に分類される海藻の分類群の一つである〔〔。タイプ種は''A. kurilensis'' Ruprecht (チシマネコアシコンブ)である〔吉田忠生 『新日本海藻誌:日本産海藻類総覧』 内田老鶴圃、1998年、初版、ISBN 4753640493、p.339〕。 属名のArthrothamnus の由来は arthron (関節)と thamnos (枝)から作られたもの〔。 == 特徴 == 1年目の胞子体は、葉体が単葉で帯状平滑であり、茎は短い〔。葉体は生長するにしたがい、その下部の左右両端が耳たぶのようにふくらむ耳形体と呼ばれる突起をつくる〔。この耳形体はさらに外側から内側に向かって巻き込んでいき、次世代の茎及び葉を形成する〔。この時期にはまだ古い葉が脱落しておらず、1年目の葉 1枚と次の世代の新葉が 2枚存在している〔。さらに 1年目の葉の老化が進むと、1年目の葉体と耳形体は脱落し、2本の 2年目新葉だけになる〔。その後、1年目の茎が太く硬くなって上縁部両側から根を出す〔。コンブ属 () では旧葉の基部で新葉及び茎の形成が行われるが、ネコアシコンブ属では耳形体の分裂組織で行われる〔。 翌年もこれと同じように新葉を形成するので、3年目には新葉を 4枚つけることとなる〔。さらに 4年目では新葉は 8枚というように年を追うごとに葉の枚数を増やしていく〔。 胞子嚢は葉の両面に形成される子嚢斑に作られる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ネコアシコンブ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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