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エノコログサ(狗尾草、学名:)は、イネ科エノコログサ属の植物で、1年生草本である。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草である。 夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも「狗(犬)の尾の草」と表記する。ネコジャラシ(猫じゃらし)の俗称は、花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことから。穀物のアワ(粟)の原種とされ、交雑もよくおこる〔「新訂 食用作物」p270 国分牧衛 養賢堂 2010年8月10日第1版〕。 == 分布 == 全世界の温帯に分布する〔『日本の野生植物 草本I単子葉類』(1982)、p.100〕。日本でも全土の日当たりのよい畑地、荒地に分布する〔。縄文時代前半まではなく、日本にはアワ作とともにアワの雑草として伝わったものと推測される〔那須浩郎「雑草からみた縄文時代晩期から弥生時代移行期におけるイネと雑穀の栽培形態」、『国立歴史民俗博物館研究報告』第187集、2014年7月、99頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エノコログサ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Setaria viridis 」があります。 スポンサード リンク
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